オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

バカ騒ぎ・・・

2014-11-01 | Weblog

11/1(土) 昨夜、仕事帰りに渋谷「奈加野」に立ち寄った。連夜アルコール漬けながら、先輩の店主と電話話をしていると「暇だよ」と云う。それじゃ、会社帰りにちょっくら顔を出すよと、軽い気持ちで渋谷周りで帰宅することにした。これが大間違いだとは、この時点では知る由もない・・・。

時刻は丁度九時、半蔵門線の渋谷駅の改札を出ると何時もとちょっと様子が違った。何時ものこの時刻なら、109へとつづく地下には家なきオッサンや爺達が、柱の陰などに段ボールを広げはじめて一夜の寝床作りに入っている。が、この夜は若い娘らが派手な衣装やペインティングの面をさげてうろついていた。

『なんじゃこれやあ?』と思いながら、センター街へとつづく階段を上がって外に出てみると・・・。なんと何と、道路中に人が、若者が溢れていた。それも皆、派手な衣装や突飛もない格好をし、髑髏やお化けのオンパレード。中には肌寒いのに裸に近いような恰好まで・・・。ハロウインかと合点がいったが、それにしても人ごみ、人波が凄い。歩けないんだよ・・・・。

歩こうにも歩けない、そんな状態だった。然しまあ~こんな格好して、しに街中まで来るもんだと、驚きよりも腹が立ったぜ!ビルの陰では手鏡を見ながら一生懸命にメイクをしている中高生らしきのも居る。センター街を抜けるのを諦めて、西武デパートの間の井の頭通りへと漸く抜けた。処がここも酷い状況。

                         

                        21時過、井の頭通りのハンズ方向

通りをケバイ衣装の兄ちゃんやネエちゃんが占拠して満杯状態。車も通れないので、お廻りが笛を吹きつづけて整理をしていたが、馬耳東風。雲霞の如くに、てんで派手派手、おぞましい衣装の若者たちが湧き出していた。この様に、こっちゃあ愕然・茫然・唖然とするばかりさ・・・。

西洋の方の祭りが起源のようだが…、和魂洋才はどうした?大和魂は消滅か?なんてことは思いたくもないが、こうも付和雷同、同一化じゃな~と、唖然とするしかなかった。なにも渋谷くんだりまで出てきてやることじゃあねえだろうよ!と思うのだが?群衆心理なのかネェ~。

「奈加野」へと入る階段前も若者であふれていた。店に着くとオヤジのボヤキ「これじゃあ客も来ないぜ」だった。待ちを歩けない、私も来るんじゃなかったと、後の祭りだ。オヤジを相手に焼酎を啜りながら、『世の中どうなってんだろうな』と、酔いの廻りくるのを待ったのである。

昔フーテンゾクや竹の子族と云うのがあったが、それとも違うだろう。変身願望の顕在化か?エネルギーの発散場が欲しいのか?現実の不満・ストレスの解放?そんなことを思ったりもしたが・・・。その点、OYAJIは、夜毎の酒で神経を麻痺させ、英知とガスを発散さてるからなあ~。なんにも溜まっちゃいない、何時も空っぽだから、変身も変態もいらねえや!

難しく考えるのはよそう、ここはニッポンだ。平和でノー天気の天国だ。と、思うしかねえか?

店を出ようとすると、階段下にはネエちゃんらが、へそ出しで頑張ってた。22時30分、109の前は未だ若者たちの熱で蒸せていた・・・。いやあ~、大したバカ騒ぎだ・・・。

                      

 

 

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