アメリカの中間選挙は11月8日に行われる。2年後の本選挙の前哨戦だがトランプ前大統領の再出馬とバイデン候補の激烈な前哨戦が続いている。
バイデン大統領は就任2年目になるが、指導力への疑問が消えず、CPI物価指数も+7%になり39年ぶりの高水準である。11月にはトランプ大統領の再出動の決定が予想されているが、依然として物価の上昇に国民の不満が続いている。
それにコロナウイルス対策が、これまでは後手に回り国民間では不満が日増しに高まっている。
最近の世論調査では支持率はバイデン45%、トランプ44%である。その差はほとんどなく、先行きの人気の行方次第では結果を予想することは、きわめて難しい。これからの両者の選挙戦の巧拙の差によって、人気が動くことは間違いない。
両者に差のない激戦だが、あと2年余のあいだに支持率を引き上げるどのような策を出すかにかかっている。
対日本に対して政策の違いの差は大きなく、どちらが大統領になっても対日本に対しての差を考えるのは難しい。