ロシアが突然、かつてのソ連連邦のなかで最大の隣国であったウクライナ侵攻で国内の領土を手中に収める横暴をはじめてからウクライナは劣勢にあったが、最近は潜入した領土の奪還が目立ってきた。
攻めるロシアには戦争を仕掛ける理由は「領土の拡大」ということで、ほかには何の大義名分もない。ただソ連邦時代のように傘下から離れ独立した以上は、政治面でも西側に向いていくのは当然のことである。アメリカが軍需品を送り込み、先進の兵器を駆使できる援助をつづける現状では、戦争の時間の延長でロシアは劣勢に立つ。
攻め込んだ兵士たちは、指導者のわがままで、人命が失われていく。
ウクライナはソビエット連邦から離脱したあと西側に加わり、軍需品はすべて米国をはじめ西側が支える。
戦争は時間が経つにしたがい対等の戦いになり、直近はウクライナの反撃が優勢になってきた。
米国はウクライナの優勢が進めば、犠牲が大きくならないうちに仲介にはいる機をうかがう。
最近はウォール街でも戦争の進展が、相場に影響を与えることが薄れてきた。
日本にとっても国技である相撲業界の発展に、ウクライナが大きな貢献をしてきた存在である。