木曜日のNYダウ平均は827ドル上昇したが、これまでの相場のリードであったJPモルガン(JPM),ユナイテッド・ヘルス(UNH),ゴールドマン・サックス(GS),ネットフリックス(NFLX),テスラ(TSLA),IBMが先頭をきって下落した。NYダウ平均は400ドル下落、今週の上昇分を打ち消した。S&P500-1.3%、S&P 500-1%、ナスダック指数-3%であった。
突然の下落で、今月にはいってからダウ平均が順調に3万ドル台に乗せたが、この日は久ぶりに壁に突き当たった。
先行き第3四半期の決算発表が本格化するが、出鼻をくじかれた。相場の背景には小売の売上げが不振であることが伝えられ相場の足を引っ張った。
これまではNYダウの2万9000ドル台を固めてきたが、この日はナスダック指数の下落が目立った。
今月に入ってからは、2万9000ドル台を保ち、一時は3万ドル台乗せを実現、上昇相場いりを期待する向きがふえていたが、この日の下落が強気筋の出鼻を挫いた。
ここ2週間の相場展開が、先行きの強気観をいだかせた,この日は当てが外れた。