足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

警告に耳を傾ける

2020-07-27 18:32:30 | 投資戦略
コロナウイルス感染問題が株式市場での大きなテーマに居座った。
日本感染症学会が先月中旬に「COVID-19の世界的な感染の広がりはまだ続いています」と宣言して「日本において第一波の流行を何とか乗り越え、1日感染者数も50人前後に落ち着いている状況です」と声明文を出したのが1ヵ月以上前の6月15日であったが、このときにすでに900人以上が亡くなったことを世間に発信し、「感染の広がりはまだ続いています」と警告した。その後も予想された通り内外で感染者が続いている。
「会話や発声による感染伝播のリスクが明らかになった。高齢者は重症化するリスクに注意」を呼び掛けた。特に症状が全くない感染者のリスクの広がりを強調した。これから冬になっていく南半球では感染の伝播の爆発的な増加を心配し、特に高齢者の重症化リスクを強調している。残念ながら水面下で広がりのリスクが日を重ねるしたがって拡大している。  
特に11月~5月の冬季に第2波が7ヵ月にわたって押し寄せる懸念が高い。
官民を上げた感染症の対策を身につけてきたが、COVID-19について差別や偏見が起こらないように財団法人日本感染症学会、日本環境感染学会が対策を進めている。
湾岸地域では外出して周辺をみると、マスクなしに歩いている人は異常な人であるような感じを受けるようになってきた。この種の感染リスクを防ぐ上ではひとつの進歩である。
少なくとも、東京の話題の湾岸地域で仕事をするわれわれにとっては日本人の進んだ慣行になってきた。
この種の動きは夏場になっても続くかどうかが気がかりである。

本稿トリトンブログも世間に対しての警告の場になった。