足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

ビジネスの遠隔操作の時代

2020-07-21 17:13:05 | 投資戦略
ウォール街では上半期の決算発表がはじまったがコロナウィルス感染がテーマのひとつになり、関連株に関心が集まる。
銘柄ではファーストトラスト・クラウドコンピューティングETF(SKYY)+4.18%、iShares Expanded TecSoftwareTechSoft Secter ETF(IGV)が+3.74急騰した。ナスダック市場を牽引する。
一方、PHLF半導体指数+2.00%、S&P500+0.84%,NYダウ平均+0.03%の動きは鈍かった。
個別銘柄ではハイテク株のリード役マイクロソフト(MSFT)+4.3%で、年初来+34%となった。
レイモンド・ジェイムスのアナリストはマイクロソフトを、これまで推奨を続けてきたが、推奨を「ストロング・バイ」にして目標値を$208から$225に引き上げた。アナリストの間では、競って目標値を引き上げる動きが広がった。米国を代表するハイテク株だけに、強気人気は、ほかのハイテク株に大きな影響を与える。クラウド関連の代表であり、昨今のコロナウィルスで、さまざまな分野で遠隔操作が採用されはじめたが、その主役を果たしてきたことが再認識された。
コロナウィルスがもたらした遠隔操作化への転換が米国のビジネスの世界で、さまざまな転換をもたらし始めた。
その新しい波はさまざまな産業界で仕事のあり方に変化をもたらせるが、いま始まったばかりの営業、生産分野での革命がこれから生まれる。