足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

米大統領選が来週に迫る

2016-11-01 06:09:04 | 投資戦略
NY株は小動き。10月相場も終わったがこの3ヵ月はほとんど動かなかった。
大統領選まであと1週間になったがクリントン候補有利の観測は不変である。
この日も引き続きバイオ株が下落したが、ハイテク、製造業、保険、通信には高い銘柄が散見された。景気の基調は堅調で12月のFOMC(13日~14日)での利上げ説が高まる。
円相場が下落し105円台にはいった。米金利の上昇と日本の金利の低水準が円安トレンドを支える。
相場の転機は大統領選後という期待感も出てきている。

シグマ光機(7713)を本ブログで取り上げてきたが、HFT(高速回転売買)時代にあって、1日の売買高が2万株前後という時代離れのした動きが続いてきた。
注目点は売買代金もさることながら、株価の変動率である。悪く言えば硬直化しているし、前向きにみれば下値不安のない株だ。
いちど株価チャートをみてみよう。
下値を誰かが拾っている感を強くする。特定の投資家が株式を貯め込んでいるのか?
ごく最近は株価が上へ跳ね日が出てきた。
このような株価の動きは別にして、ファンダメンタル面ではスマホサイクルにのって業績には追い風が吹き、米国ではバイオ関連向けに製品の需要がでてきた。配当は11月末の株主には15円が手にはいる。
引き続き注目をしたい株である。