NY株をはじめ世界の株価は上昇した。
中国は+3.16%急騰したほか、NY株は7日間の連騰。
1年前のNYダウ平均は16,544ドルで弱気の雰囲気に包まれていた。企業業績の悪化、金融政策の転換、ユーロ圏と中国株の不振、エボラ、ISIS,ウクライナ問題などの地政学リスクと悪材料が山積した。
今回も過去の10月相場の悪夢が市場に往来し、投資家の間には先行きへの警戒感が強い。1年前のCNNMoneyの「Fear & Greed」(恐怖&欲望)指数はわずか1ポイントまで下落した。
市場の雰囲気とは逆に現在の同指数は40ポイントに回復し、1年前と比べると先行きは暗くない。弱気筋はこのことを問題にして整理が不十分とみる。
今回の相場の悪役はエネルギー、素材、製造業である。これまでの経験則では相場の反騰の条件はこれらの大幅に下落した業種の反騰が大きかった。
目先の材料は今週から本格化する第3四半期の決算発表である。いまのところ過度の期待観がないだけに、サブライズは個々の銘柄の刺激材料にはなりそうである。
先週から日本郵政グループのブックビルディングがはじまった。
通常のIPO銘柄の分析に利用する、われわれの理論株価の計算では評価は難しい。
理論株価の数値でみると日本郵政(6178)、ゆうちょ銀行(7182)はかなり割安で下値不安はない。一方、かんぽ生命保険(7181)は割高の水準である。評価基準によってこのような大きな開きが出るのだろう。
目先は別として長期的に資産株としては有望である。
中国は+3.16%急騰したほか、NY株は7日間の連騰。
1年前のNYダウ平均は16,544ドルで弱気の雰囲気に包まれていた。企業業績の悪化、金融政策の転換、ユーロ圏と中国株の不振、エボラ、ISIS,ウクライナ問題などの地政学リスクと悪材料が山積した。
今回も過去の10月相場の悪夢が市場に往来し、投資家の間には先行きへの警戒感が強い。1年前のCNNMoneyの「Fear & Greed」(恐怖&欲望)指数はわずか1ポイントまで下落した。
市場の雰囲気とは逆に現在の同指数は40ポイントに回復し、1年前と比べると先行きは暗くない。弱気筋はこのことを問題にして整理が不十分とみる。
今回の相場の悪役はエネルギー、素材、製造業である。これまでの経験則では相場の反騰の条件はこれらの大幅に下落した業種の反騰が大きかった。
目先の材料は今週から本格化する第3四半期の決算発表である。いまのところ過度の期待観がないだけに、サブライズは個々の銘柄の刺激材料にはなりそうである。
先週から日本郵政グループのブックビルディングがはじまった。
通常のIPO銘柄の分析に利用する、われわれの理論株価の計算では評価は難しい。
理論株価の数値でみると日本郵政(6178)、ゆうちょ銀行(7182)はかなり割安で下値不安はない。一方、かんぽ生命保険(7181)は割高の水準である。評価基準によってこのような大きな開きが出るのだろう。
目先は別として長期的に資産株としては有望である。