NY株は反騰しS&P500は4日間の続騰である。先週までの市場の雰囲気は四面楚歌という感じであったが、昨日は日本をはじめ欧州、新興諸国株も軒並み人気は変わった。
ウォール街では売り方の買戻し(ショートカバー)という一言で片づけるが、先行きへの自信が完全に戻ったわけではない。
市場のセンチメント指数には久しぶりに陽転の兆しが見えてきた。本欄で時々、紹介するCNNMoneyの“Fear & Greed指数”(恐怖&欲望)が昨日は33になった。1週間前が12であった。この指数の計算は日本でのおなじみのVIX(恐怖)指数も計算の中にはいっており、市場のセンチメントのカーバー率は広い。私は相場の温度をみるのに、現実により敏感で実態を表している。
昨日の金利先物市場では連銀の政策転換する時期について10月の可能性が7%になり、今月の27~28日のFOMCの可能性は大きく後退してきた。
昨日の材料で注目したいのはアジア、ヨーロッパ株がNY株に先駆けて反騰し、それがNY株に波及すという好循環の兆しがみられたこと。この点だけで先行きを判断できないが、CNNMoney指数が示すセンチメントの好転には注目される。
昨日のNY市場ではこれまでの悪役であるヘルスケア、ハイテクの人気の復調が目立った。
いまひとつ今月中旬からの第3四半期の決算に注目が集まる。コンセンサスは5%の減益予想だが、利益率の改善が目立つだろう。個々の企業では注目される材料が出る。
東京市場では大幅に下げたヘルスケアと訪日外人関連インバウンドの底入れに注目したい。われわれが注目したコーセ(4922)のほか化粧品株の人気が引き続き高い。
「トリトンスクエア通信」で一貫して注目してきたシマノ(7903)も史上最高値への挑戦がはじまった。
ウォール街では売り方の買戻し(ショートカバー)という一言で片づけるが、先行きへの自信が完全に戻ったわけではない。
市場のセンチメント指数には久しぶりに陽転の兆しが見えてきた。本欄で時々、紹介するCNNMoneyの“Fear & Greed指数”(恐怖&欲望)が昨日は33になった。1週間前が12であった。この指数の計算は日本でのおなじみのVIX(恐怖)指数も計算の中にはいっており、市場のセンチメントのカーバー率は広い。私は相場の温度をみるのに、現実により敏感で実態を表している。
昨日の金利先物市場では連銀の政策転換する時期について10月の可能性が7%になり、今月の27~28日のFOMCの可能性は大きく後退してきた。
昨日の材料で注目したいのはアジア、ヨーロッパ株がNY株に先駆けて反騰し、それがNY株に波及すという好循環の兆しがみられたこと。この点だけで先行きを判断できないが、CNNMoney指数が示すセンチメントの好転には注目される。
昨日のNY市場ではこれまでの悪役であるヘルスケア、ハイテクの人気の復調が目立った。
いまひとつ今月中旬からの第3四半期の決算に注目が集まる。コンセンサスは5%の減益予想だが、利益率の改善が目立つだろう。個々の企業では注目される材料が出る。
東京市場では大幅に下げたヘルスケアと訪日外人関連インバウンドの底入れに注目したい。われわれが注目したコーセ(4922)のほか化粧品株の人気が引き続き高い。
「トリトンスクエア通信」で一貫して注目してきたシマノ(7903)も史上最高値への挑戦がはじまった。