足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

京都銘柄の復活が目立つ

2015-04-29 08:45:55 | 投資戦略
NY株は続伸した。火曜日から始まった2日間の米連銀FOMC待ちで積極的な仕掛け出なかったが底値は堅い。アマゾン、アップル、マイクロソフトと米国を代表する大手企業の決算が好調で先行きへの安心感が根強い。
水曜日の午後にはFOMCが終わるが政策転換は後半というのが決定的。ギリシア金融不安は小康状態でユーロ相場が堅調である。
東京市場では決算発表が本格化した。
久しぶりに早朝に日経新聞を開く楽しみが出てきた。相場は文字通り業績相場いりするだろう。
京都銘柄が完全に復調。
日本電産(6594)が先頭を切ってサプライズ決算を出し、オムロン(6645)と続き、ローム(6963)が大幅な増額修正を日経新聞に伝えた。久しぶりに先行きに往年の自信のある見通し伝わった。
決算発表ごとに市場に失望感を与えてきた任天堂(7974)も底入れの予想が出た。連休明けの決算説明会に期待観が高まる。
京都銘柄でないが「トリトンスクエア通信」での注目株のシマノが第1四半期の決算を発表し営業利益が前年比で+63%になった。見通しは微調整だが、ヨーロッパの好調で第1四半期には年間目標の70%の受注をとったという先の決算説明会の話が具体的に数字に顕在化してきた。営業利益の通期の見通しは+16.2%であまりにも保守的過ぎる。
ローム、シマノは株価の居どころが上がるだろう。