足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

日経平均2万円の先は?

2015-04-13 06:30:59 | 投資戦略
先週末、2万円大台を一時だが回復した。
投資家の関心事は2万円後の相場展開と人気の流れがどの方向に進むかにある。相場のトレンドは長期的には右肩上がりなのは間違いないが、現在の上昇トレンドがいつまで続くかである。
再びリーマンショックのように恐慌相場の一歩手前のような危機が近未来に起こらないか?
昭和生まれの投資家は1964年、2000年、そして2009年と3回経験した。
米国の投資家も2000年と2009年の2回の経験がある。リーマンショックのようなパニックは再三、発生するものでなく人生ではせいぜい2回が最高で、日本のケースは異常なケースで歴史の残るオランダのチューリップ騒動のようなバブルを経験した。
今週の金融危機はそんなに再三、起こるものではなかった。
世界最高の投資家のウォーレン・バフェットは2回経験したが、彼の遺産は大半を株価指数で運用するようにと相続人には命じている。過去51年間で運用資産を2万8000倍と年率+21%の成果を上げた。

日経平均の次の目標値は4万円である。1998年の史上最高値3万8915円を抜くことは確実である。問題は「いつ?」と問われるが、いまの環境からは「数年以内」と応えられる。仮に年率+14.4%で上がれば2倍になるので、バフェットのような成果は無理としても、短期の時間軸(数年)では、この成果は夢ではなく現実性のある話だ。

どの銘柄が2倍になるか?
ここ1年間の株価の動きとビジネス展開をみてたとえばクックパツド(2193)、カルビー(2229)、シスメックス(68969)、シマノ(7309)などを頭に描いているが、この種の銘柄は他にも多いのが現状である。日経平均の2万円は長い道程の通過点である。