日経平均は下落したが、新興市場、第2部市場は逆行高した。
9月18日にマザーズ市場が底入れし、50%以上の急反発をしたので、新興市場フアンの個人投資家のリスク許容度は上昇してきたことはたしか。
それに1999年のインターネット株の人気を彷彿とさせるような動きが散見される。
本日もインターネット関連が新興市場をリードした。
株式相場全体でみると、ウォール街での人気がなかなか東京市場には反映されないが、これらのセクターだけは別だ。単なる投機現象なのか?
本日のCNNMoneyには「ソーシャルネットワークはウェブ・バブル2.0か?」という記事が掲載された。
「ニューズ・コーポレーション(NWS)のマスペースや未公開のフェイス・ブックは毎月、数百万人のユーザーを引きつけている。
グーグルはオープン・ソーシャルという武器でマイスペース、ベボなどSNSのトップ・グループの企業と手を結び、そのブームで利益を上げている。マイクロソフトは先月、2億4000万ドル(630億円)を投じ、フェイス・ブックの発行株式の1.6%を手に入れた。その結果、この会社の時価総額は150億ドル(1兆6000億円)になった」で始まる記事を掲載し、広告業界ではTV,ラジオ、新聞、雑誌の分野をSNSが侵食し始めたと論じている。
1999年のような派手さはないが、広告業界での地殻変動が、インターネット業界の第2次革命をもたらしていると書いている。
東京市場での銘柄選択のヒントになる記事である。