ニューヨーク市場の動きに一喜一憂する動きが続いている。
ウォール街は「景気がリセッションになるのか?」という議論が、株価を左右している。
世界の金融市場には機関投資家、ヘッジファンド、トレーダーなど、時代が進むにしたがってさまざまなタイプの投資家集団が相場のリード役になり、その見方も多様化してきただけに株価の変動率も激しくなってきた。
アイルランドに「予測市場」(The Prediction Market)というのがある。
事件、相場、金利の予想を売買する市場である。最近、注目されているのが「リセッションの相場」である。
8月以来の相場の変動は30から59まで変動したが、先週末は50になった。リセッションの確率は50%というわけだ。同じマネー・ゲームでも知的な要素が相当にはいる相場形成である。株式市場のセンチメントの動きを物語っている。
金利の予想はどうか?
12月11日の連銀FOMCでの4.25%(現在4.50%)への利下げの確率は97.
4.00%への確率は99と0.5%への利下げ予想が高い。リセッション相場との関係では、このままいけば米国景気はリセッションいりするという予想が高くなってきている。
ついでに次期大統領はクリントン夫人が71.7、ジュリアーニが44.5で、この方はクリントン夫人の独走である。
金利予想との関連では市場はリセッションいりを肌で感じているようだ。