爽やかな秋晴れが続く今日このごろ、プロ野球セ・パ両リーグでは、熾烈な優勝争い、3位争いが繰り広げられた。
そんな中、我が中日ドラゴンズが球団初の2年連続リーグ優勝を決めた。
思えば開幕カードの横浜戦、最低でも勝ち越すと思っていたが負け越し。5月に入り5割に復帰するも主力の故障や打線の低迷で上昇できず、結局借金で前半戦をターン。後半に入っても打線が振るわず8月には5位に転落。多くのドラファンはもうダメかと思っていたが、戦列を離れていたブランコや井端が復帰し打線が復調、吉見、ネルソン、浅尾を中心とした投手力や、経験豊富な谷繁とのバッテリーの力でスルスルと上昇し、10月にはいつの間にかの首位に立ち、最後は首位ヤクルトに4連勝、その後足踏みするもなんとか引き分け、リーグ制覇を成し遂げることができた。
これも、球団一といわれる練習量のたまものだろう。一方で監督の「オレ流」は常に批判の的であり、特にメディアに対し不利となるような情報を出さないことに関しては徹底していた。まさに“勝つ”ことによって批判する者を黙らせ、自らのプロ野球論の正当性を証明してきたといえよう。
ファンとしては、落合監督のいない来季を想像することが難しく、どんな戦い方をするのか心配になってしまうところですが、「オレ流」の浸みついた選手たちは来季の監督の下でもきっと結果を残してくれることでしょう。
もちろん、今季もまだCSと日本シリーズが残っており、是非とも監督自身がまだ成し得ていないリーグ優勝と日本一の連覇を期待し応援したいと思います。
ところで、「オレ流」に対する風当たりも強いが、国民の公務員に対する風当たりも本当に強いものがあり、メディアによる公務員批判もエスカレートするばかりで公務員は特権階級であるかのごとく報道されています。
朝霞の公務員宿舎問題に端を発し、公務員宿舎そのものの見直しを迫られるようになっているほどです。感情論に走るのではなく、冷静にB/Cを検証すれば正当性に対する答えは出てくるものと思います。
我々は決して特権階級ではなく、国民のために真面目に一生懸命働いている労働者であることをもっと強くアピールしていくためにも、組合活動にまい進したいと思います。
≪北陸ナマズ≫