中野みどりの紬きもの塾

染織家中野みどりの「紬きもの塾」。その記録を中心に紬織り、着物、工芸、自然を綴ります。

「紬の会’24春―崩し縞を着よう!」展示& 受注会お知らせ1

2024年03月02日 | 紬の会
                  (左)「一崩し」(右)「此の手縞」

久し振りの「紬の会」です。
シンプルな柄行きの縞や小格子、崩し縞を中心にした着物と帯の展示& 受注会を下記の通り行います。

手つむぎ糸を経糸にも緯糸にも使った風合いの良い、堅牢な真綿紬を纏ってみませんか?

「崩し縞」は上質な手つむぎ糸でこそ味わいが出るものです。
今まで定番としてたくさん織ってきました。そろそろ私も最終盤の仕事、初心に返り、改めて自分の仕事の原点を見つめたいと思います。

味わいと機能性を持った真綿紬は洗い張りするほどに毛羽も取れ、光沢を増し着やすくなります。

無地感覚の紬は街着から、ドレッシーな装いまで、帯を替えることで幅広い着こなしができます。古くて新しい、飽きることのない長く着られる紬です。そして次世代に残せる紬です。

見本布や糸からご注文も承ります。
お肌の色を見ながら使う糸をお選びします。価格などはお問合せ下さい。



受注会は草木染の糸や布見本を参考にして、崩し縞着尺のセミオーダーを承ります。草木染の糸質や色は画像では表現が難しく、今回は直接お越しいただける方のみの受け付けになります。
納期は、染めてある糸をそのまますぐ使える場合は3~6ヶ月。染重ねなどがある場合は8~18ヶ月。詳細は個別にご説明します。

遠方の方などには完成作品のお問い合わせいただければ、詳細画像をお送りいたします。HPお問合せのメールからご相談下さい。

今回の展示では無地感覚の着尺以外に、シンプルな紬の帯もご覧頂けます。
お手持ちの着物との取り合わせもご遠慮なく、お持ちください。帯は30万円~(+税)。

場所は、和光大学ポプリホール鶴川と櫻工房内で下記の通り行います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<ポプリホール鶴川会議室3F >
3/30(土)14時~17時、31(日)10時半~16時
小田急線鶴川駅下車3分 アクセス

<櫻工房>
4/6(土)~13(土)10時~16時
[8日(月)と10日(水)を除く]

※工房は要予約
お問い合わせ、ご予約はこちらのメールから
※ご予約の際にご希望日時をお知らせ下さい。
第2希望日時も添えて頂けると助かります。

鶴川からバスで12~13分、下車3分です。
お車の方は工房のカーポートをお使いいただけます。
受付の際に詳しい道順をお知らせします。





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