年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

CATERPILLAR

2010-10-11 20:40:31 | Weblog
 良いお天気である。しかし、どうしてだろうか、体育の日だというのに健康方面に身体を動かそうなどと思いもしなかったのは。一昔前だと、そろそろお山を歩くのに気持ちよい時期につき、山岳会のメンバーに声をかけ、山に行く計画をするのが常であったし、あるいは何か運動をしようぜ、と誰かに声をかけてスポーツらしきことを計画するのが体育の日の過し方であった、にもかかわらず今回は、昨日今日と運動らしきものは何もしなかった。したのは、昨夕近所のHさんと30分のお散歩に行ったくらい。しかし汗をかくことについては、昨日は畑の雑草刈りをやったことと、今日の午前中には、ミモザやクワいちごの木の剪定と猫の額の庭の整理を少ししたための汗くらい、あとは何もしていない。といっても、今日最大のイベントは映画を見に行ったこと。実は、私は、寺島しのぶのファンである。若い時に相当葛藤した顔付きだと思えるところがいいのである。で、見たのはベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞した.「キャタピラー」。若松孝ニ監督の考え方、反戦思想が上手く表現されている良い映画だと思う。皇国思想によって形成された国家観と具体的な戦争行為による個人的なことが表と裏になり作られた映画であった。寺島しのぶさんが銀熊賞を受賞された理由がわかる作品である。
 朝から4時半まで、ウンウン唸りながら書いていた、受験校への志望動機やら自己推薦文をやっと2000字ほど書いた4男は、あとは先生と相談しながらまとめるよ、と言って6時半の高速バスに乗って帰った。