暘州通信

日本の山車

◆37766 葛ノ葉 更新

2012年07月28日 | 日本の山車
◆37766 葛ノ葉 更新

 良く知られる物語であるが、伝本により差異がある。
 概ねの筋は、摂津国東生郡の安倍野(現在の大阪府大阪市阿倍野区)に住まいしていた
安倍保名(あべのやすな)は、信太の森をの近くで白狐を助けるが、そのとき保名は怪我をしてしまう。たまたま通りかかった【葛ノ葉】という美貌の女性が手厚い看病をしてくれる。葛ノ葉は繁々と保名を見舞うが、いつしか二人は恋に落ち、むすばれることになる。こうして一子、童子丸をもうけるが、それもつかの間、ふとしたことからこの【葛ノ葉】と名乗る女性が実は助けたやった白狐であることが知れ、葛ノ葉は一子を残し涙ながらに次の歌を詠んで去る。

  
  恋しくば 尋ね来て見よ 和泉なる 信太の森の うらみ葛の葉

 この一子がのちの陰陽師として知られる安倍晴明である。
 京都市の千本通り一條戻橋に安倍晴明を祀る晴明神社があり、近くには千本閻魔堂がある。旧地の大阪市阿倍野区に清明神社、愛知県尾張旭市、常陸國(茨城県)などには安倍晴明の由緒がある。
 古来、上方では人形浄瑠璃『蘆屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ)』を出自とする藝能で良く知られ、歌舞伎でも演じられてきた。法橋玉山の 『阿也可之譚(あやかしものがたり)』、曲亭馬琴の 『敵討裏見葛葉(かたきうち うらみくずのは)』、瞽女唄に【葛の葉子別れ】などがある。

地域を特定しやすくするため行政コード番号は変更せず、従前のままです。
20120720 更新
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「日本の山車」を執筆している一人閑(ひとりしずか)と申します。早速ですが、貴方のブログ記事を「外部リンク」として紹介させていただきましたのでお知らせします。もしご迷惑でしたらお申し出ください。削除いたします。
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◇泉州信太森葛葉稲荷~!
2011/7/6(水) 午前 6:27
... これは何事かと思う間もなく逃げ場を失った一匹の白狐が走り去り  保名の後ろに隠れ、救いを求める様子でした。 ... 保名は早速近くの医師を招き手当てを致しましたが  其の夜から発熱 ... とか保名と葛乃葉の間にもうけた一子、  童子丸(後の安倍晴明)は疱瘡も無事 ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/ta37yu24/25422815.html

◆02062 聖神社祭 更新

2012年07月28日 | 日本の山車
◆02062 聖神社祭 更新
□社名 聖神社 
□所在地 大阪府和泉市
□祭神
ヒジリノオオカミ 聖大神
配祀?
ニニギノミコト 瓊々杵尊
アマタラスオオミカミ 天照大神
ニギハヤヒノミコト 饒速日命
コノハナサクヤヒメノミコト 木花開耶姫命
イワナガヒメノミコト 磐長姫命
境内社
三神社
滝神社
□祭
□山車
山車の形態(呼称)は、
・宮本町
・尾井町
・富秋町
・葛ノ葉町
・太町
・上町
・上代町
(順不同)
□汎論
 聖神社は、【和泉五社】の一社に挙げられ和泉國の三宮と称される。社殿は豊臣秀頼が片桐且元を奉行として再建したと伝わり、本殿、末社本殿は重要文化財の指定を受ける。祭神のヒジリノオオカミ(聖大神)とは、スサノオノミコトの子である【オオトシノカミ・大歳神】とされている。配祀?とされる諸神は、出雲系、三島系、皇室系の神々が混在し、脈絡がとれない。おそらく合祀されたものであろう。
 当地は陰陽道で知られる安倍清明にちなむ【葛ノ葉】がある。

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◆02094 黒鳥菅原神社祭 更新

2012年07月28日 | 日本の山車
◆02094 黒鳥菅原神社祭 更新
□社名 菅原神社
□所在地 和泉市黒鳥
□祭神
スガワラミチザネ 菅原道眞
スサノオノミコト 素戔鳴命
ニギハヤヒノミコト 饒速日命
□祭
□山車
山車の形態(呼称)は、地車(だんじり)
黒鳥地区
・辻小路
・郷小路
・上泉
・坊小路
(順不同)
□汎論
 黒鳥天満宮天神社の創祀は不詳。社記によると、天平宝字三年(七五九)和泉國守となった大野
朝臣廣立(オオノノアソミヒロタツ)は、河内國より和泉國に到り、当地の開発に当たった【飛鳥部造黒麻呂】の功績と徳を讃え祭神として祀ったとあり、黒麻呂と飛鳥よりから黒鳥の地名の発祥となったとの記述が見える。
 平安期、一条天皇は、天満宮と飛鳥古家社を合祀するよう勅が下り、以後主祭神をスガワラミチザネ(菅原道眞)とする天満宮となったとあるが天満宮が何処にあったかは不明である。スガワラミチザネの祖先は和泉の出身とされ、和泉地方では篤く敬われる。ちなみに、スガワラミチザネの死去は、延喜三年二月二五日(九〇三)である。
 のち、南北朝時代にスサノオノミコト(素戔鳴命)、ニギハヤヒノミコト(饒速日命)を併祀し、社号を【天満宮天神社】と名付られ、江戸時代に菅原神社と改称されたが、明治期に和泉府中の泉井上神社に合祀された。
 しかし、当社氏子の願いが叶い泉井上神社より再度分祀の上、【黒鳥天満宮天神社】が再建されることになった。
 山車(地車・だんじり)の曳行は、【和泉だんじり大連合】として府中、郷荘、伯太、黒鳥地区が参加する。

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◇板原村菅原神社→穴師天満宮
2012/6/14(木) 午後 10:17
... 穴師天満宮(合祀殿) (向破風造真橡付、銅葺) 御祭神:菅原道真公  この社殿は明治四十一年勅令により 板原村社、菅原神社を社殿共に移転し、 虫取村社、八坂神社を初め 、近在の神社を合祀したものです。 ご覧の縦看板。 いまは「穴師天満宮 ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/gkrgd678/52792229.html

◇天満宮(菅原神社)
2010/6/22(火) 午後 2:18
喜多方市天満にある天満宮(菅原神社)の蛙股には、親子龍の彫刻。 親龍の胴に安心を得るように絡みつく子龍。 よく見ると親龍の手が子龍を庇うようにしている。 この彫刻を彫られた人は、親子の愛情を伝えようとしたのだろうか。 ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/douyou894/60946115.html

◇菅原院天満宮神社
2009/5/24(日) 午後 2:41
... 向かい側に鳥居が見えます    菅家邸址 ・・・ 「菅原院天満宮神社」です    祭神は:菅原道真公         菅原是善(これよし)卿・・・お父さん         菅原清公(きよきみ)卿・・・お祖父さん    本殿の後ろに見える建物は ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/n360rs/48021514.html

◇菅原院天満宮神社
2008/11/19(水) 午前 11:05
下立売御門を出て烏丸通を西に渡ると、菅原院天満宮神社がある。祭神は菅原道真公であり、京の町に多く残る道真公にゆかりする神社の一つである。 菅原道真は平安時代(845~903)の学者、政治家であり、右大臣までの位に昇りつめるが ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/yuhobito/46785834.html

◇菅原院天満宮神社
2006/9/17(日) 午前 2:26
京都は御所の近くに 菅原道真公御生誕の地というのがあります。 菅原院天満宮神社 夜に通ると、灯りが綺麗です。提灯? 前を通るとき、ちょっとどきどきします。 菅原のミッちゃん公・・・
 http://blogs.yahoo.co.jp/mochimiki05/41474569.html