暘州通信

日本の山車

◆01643 津和野の鷺舞 更新

2012年07月22日 | 日本の山車
◆01643 津和野の鷺舞 更新
□社名 彌栄神社(弥栄神社) 
□所在地 島根県鹿足郡津和野町後田
□祭神
スサノオノミコト 素盞鳴命
配祀
マサカツアガカツカツハヤヒアメノオシホノミミノミコト 正哉吾勝勝速日天忍穂耳命
アメノホヒノミコト 天穗日命
オオナムチノミコト 大己貴命
ほか。
□祭は七月下旬。
□山車
山車の形態(呼称)は、大傘鉾(上使鉾)、子鷺鉾。
□汎論
 彌栄神社の創祀は、正長元年(一四二八)と伝わる古社。 三本松城主だった吉見氏が太鼓谷山に祗園社を勧請して仮殿に祀り、九年後の永享九年(一四三七)に到って下元原の現地に遷座した。三本松城の鬼門を守る鎮守社である。創祀時より【滝本祗園社」と言う社号で呼ばれたが
幕末の慶応三年(一八六七)に現社名となった。
 祭礼はいわゆる祗園祭であり、山口の祗園社より伝習を受けた【鷺舞】が行なわれる。鷺舞はもともと京都の祇園祭で行なわれていたが、天文一一年(一五四二)一一代、津和野城主吉見正頼が、山口市の祇園祭で行なわれていたものを受け継いだ貴重な藝能神事である。

行政コード番号は従前のままです。 
20120720 更新

◆01618 内野祭

2012年07月22日 | 日本の山車
◆01618 内野祭
□神社名 
内野大神宮
稲荷神社
□所在地 新潟県新潟市西区内野町
□祭神
アマテラスオオミカミ 天照大神
トヨウケオオカミ 豊受大神
アメノカグヤマノミコト 天香具山命
オオクニヌシノミコト 大國主命
ホムダワケノミコト 誉田別尊
ウワツツオノミコト 表筒男命
ナカツツオノミコト 中筒男命
ソコツツオノミコト 底筒男命
コヒコオノミコト 小彦男命(スクナヒコナノミコト・少彦名命)
スガワラミチザネ 菅原道真
□祭は九月中旬。
□山車
山車の形態(呼称)は、山車。
・一番町
・二番町
・三番町
・四番町
・五番町
・六番町
・七番町
□汎論
 内野大神宮は二社に分かれており、上社は三番町に、下社は一番町にある。祭神は伊勢内宮
アマテラスオオミカミ(天照大神)、外宮トヨウケオオカミ(豊受大神)、八幡神のホムダワケノミコト 誉田別尊、住吉系の住吉三神の皇室神が占める。
オオクニヌシノミコト(大國主命)、コヒコオノミコト 小彦男命(スクナヒコナノミコト・少彦名命)の出雲系の神が祀られる。このことは、皇室神が祀られる以前に出雲系神がまつられており、皇室系神が追祀されたと推定される。アメノカグヤマノミコト(天香具山命)は天之香児山命とも書かれ、( 高倉下・たかくらじと同神とされる。)大和國(奈良県)所縁の神だが、越後地方開拓神と伝わり、彌彦神社の祭神にもなっている。
 内野町は西蒲原郡に存在した町であったが新潟市と合併し西区に位置する。山車は戦前から曳かれ、長い歴史がある。かつては大掛かりな手作り山車を作って曳いたが、現在は自動車の荷台を利用して飾付けが行なわれている。山車の前には【先太鼓】とよぶ太鼓臺が付属し、演奏が行なわれ、賑やかに民謡流しが行なわれる。
□問い合わせ
内野まつり実行委員会
(西出張内)
電話 025-264-7705