散歩、旅行そして海外滞在の写真備忘録

過ぎ行く時間の中で、心に残り、蘇る記憶を、「私の写真備忘録」としてここにまとめたい。

2009.12.10 ウダイプル(インド): Pichola湖夜景

2009-12-21 09:40:52 | 海外旅行
結婚式は、Pichola湖南岸に面した建物の屋上で行われた。
当初の予定では、どこかのホテルと聞いていたのだが、新郎の言うところでは、前日に変更したらしい。理由は、「こっちの方が眺めが良い」ということだった。確かに夜闇の中の湖面に、ライトアップされたレイクパレスやシティ・パレスが浮かび上がって見える。さらには、結婚を祝って打ち上げられた花火も轟音と共に夜空に開いた。などなどで、結婚式のムードを盛り上げるにはとても良かった。
それにしても、結婚式場が前日に変更になるなんて・・日本では考えられない。しかし、我々日本人の予定とか決めたことへのこだわりの深さというのは、世界の中でも別格なものであるような気もする。それはそれでよいとは思う。しかし、要は結果が良ければそれで良いのであって、臨機応変、余りぎすぎす「計画・予定」にはとらわれないというのが「世界標準」であるような気もする。

レイクパレス


シティ・パレス

カメラ: FinePix S5Pro/ AF-S DX NIKKOR 18-200mm

2009.12.10 ウダイプル(インド): "The Sunset Terrace"

2009-12-20 10:14:07 | Weblog
"The Sunset Terrace"は、宮殿の西側、Pichora湖畔にあるレストランである。ここで昼食とした。小生は、当然、カレーとした。確かヴェジ(野菜)系のはずだったが、何しろこの旅行では散々カレーを食べまくった中、何を注文したかは覚えていない。
西側眼前には湖の眺め、そのすぐ後ろ、東側には高くそびえる宮殿の「城壁」。カレーと共に、なかなかの景観を楽しめた。
なお、この城壁の足元には象の彫像が突き出るように並んでいる。可愛らしくもありユーモラスでもあった。



遠く、山のてっぺんに"Monsoon Palace"


"Lake Palace"


城壁の"象"

カメラ: FinePix S5Pro/ AF-S DX NIKKOR 18-200mm

2009.12.10 ウダイプル(インド): ホテル Shiv Niwas Palace

2009-12-19 09:37:29 | 海外旅行
二泊したホテル、Shiv Niwas Palaceはかつてのマハラジャの宮殿跡の一角を使っている。それゆえ、当然、全体的にはなかなか豪華なものであった。
ただ、元々ホテル向きに作られていなかったのであろうことと、造りが古いこととから、客室自体は「大したことない」という印象であった。
宿泊のお値段は、世界標準的には、「一流ホテルでの並み」といったところで、すごく高いと言うわけでもなかった。ただ、当方の「個人旅行標準」からすると、通常は使わないほどには十分に高いものではあった。しかし今回は、何しろこの地で行われた結婚式出席という「特別行事」のためにこのホテルとした次第である。
下の写真は、ホテルのプールサイドの光景。さすがに、かつて「宮殿」であったことを十分に感じさせるような雰囲気が漂っていた。このあたりにはレストランや集会場などが建ち並んでいる。






カメラ: FinePix S5Pro/ AF-S DX NIKKOR 18-200mm

2009.12.10 ウダイプル(インド): 「象顔」の神、ガネーシャ

2009-12-18 09:04:11 | Weblog
写真は、パレスミュージアムで見たヒンドゥー教の神、「象顔」をしたガネーシャの像である。何ともユーモラス。小生の目には、「有難さ」よりもむしろ親近感が感じられるものに見えた。
Wikipediaによると、この神様は「あらゆる障碍を除くことから、新しい事業などを始めるにあたって信仰され、除災厄除・財運向上でも信仰を集めている。また智慧・学問の神でもあり、学生にも霊験豊かとされる。祈祷を始めとして、あらゆる開始にあたってまずガネーシャに祈りを捧げると良いとされる。」と言うことだ。大変なものである。そのせいか、今回の旅でもずいぶんあちこちでガネーシャ像を目にした。出席した結婚式の祈りの場でも、「神様代表」のような形であったように見えた。


カメラ: FinePix S5Pro/ AF-S DX NIKKOR 18-200mm

2009.12.10 ウダイプル(インド): 宮殿の外の「インド」

2009-12-17 08:59:39 | 海外旅行
マハラジャの宮殿、北側の門を出てすぐのところで撮ったのが下の写真である。別世界の観がある。・・と言うよりこれが「インド」で、宮殿が天国みたいな別世界と言う方が良いのかもしれない。
インドの人はここを「小さな町」と言っていたが、その人・建物・喧騒・埃っぽさの密度の高さからは、小生、実感的にはとてもそのようには思えなかった。






カメラ: FinePix S5Pro/ AF-S DX NIKKOR 18-200mm

2009.12.10 ウダイプル(インド): シティ・パレス・ミュージアム

2009-12-16 09:40:50 | 海外旅行
マハラジャの宮殿跡の一部が、今ミュージアムとして公開されている。この日午後、先ず何を置いてもとここを見物した。超々セレブといっても言い尽くせぬほどの彼らの生活を垣間見る思いだった。
このマハラジャによる支配は西暦566年に始まったということだ。現在、インドは1947年の革命を経て共和制となっていて、マハラジャによる支配は無くなっている。しかし、76代目になる"かつてのマハラジャ"が今もこの宮殿の一部で暮らしておられるとか・・?。そのせいか、このシティ・パレス一帯の警備は相当厳重であった。

ミュージアム入口


"城下町"を望む


屋上付近


見事な壁面装飾

カメラ: FinePix S5Pro/ AF-S DX NIKKOR 18-200mm

2009.12.10 ウダイプル(インド)

2009-12-15 11:58:11 | 海外旅行
ウダイプルはニューデリーの西南西、200km余りに位置する。当方が出席した結婚式がここでとり行われた。
この町には予備知識も全く無いまま行ったわけだが、今、印象を一言で言えば「古のマハラジャが信じられないほどリッチであったことを見せつけらた」と言える。
何年か前にトルコのイスタンブールで見たスルタンの宮殿もずいぶん華麗・豪壮であったが、その点ではこちらの方がすごいのではないかとも思った。
その宮殿跡が、現在シティ・パレスとして公開されている。
泊まったホテルはShiv Niwas Palaceで、その宮殿の一角にあった。

ホテルShiv Niwas Palaceの入口


ホテル入口からパレス中心部に向かうスロープ


ホテル近くで見た、「ユニーク」な消化設備

カメラ: FinePix S5Pro/ AF-S DX NIKKOR 18-200mm

2009.12.09 デリー(インド)のイスラム教モスク遺跡(世界遺産)

2009-12-14 12:01:06 | 海外旅行
今回インドまで出かけた目的は観光ではなく、結婚式に出るためだった。それで、訪れた「名所」は二箇所ほどだけだった。そのうちの一つがデリーのイスラム教モスク遺跡、クトゥブ・ミナールと周辺建物群であった。ここで、ミナールとはイスラム教寺院特有の尖塔、ミナレットを意味する。
この遺跡、先ず第一に「インドにもイスラムの跡」ということで先ずびっくり。次に、この尖塔が余りにも巨大(高さ72.5m 、基部の直径約 15m)であることに唖然。何よりも、小生、インドの歴史には極めて疎いことを思い知った。
このモスクは、1192年にインド北部を征服したクトゥブ・ウッディーン・アイバクが創始した王朝が建設したと言う。巨大なミナレットを建設した目的は、それまでのこの地の宗教、ヒンズー教を痕跡まで「抹消」し、イスラム教信仰を誇示し徹底することにあったようだ。
クトゥブ・ウッディーン・アイバクがアフガニスタンの君主, ゴール朝のムハンマドの奴隷軍人出身であったこと、及びこの王朝の創始が頼朝が鎌倉幕府を開いたのと同じ年であったことなどを知り、このあたりの「インド史」にも興味を感じさせられた次第である。






カメラ: FinePix S5Pro/ AF-S DX NIKKOR 18-200mm

2009.12.01 八王子寺めぐり: カラフルな寺

2009-12-08 09:01:32 | 散歩
この日の歩行距離は11km余り。所要時間は約四時間であった。
八王子には寺が多い。この11kmの歩行で巡れた寺の数は17もあった。
これらの寺の建物は、多くが既に「鉄筋コンクリート」になっており、小生の目からは風情がやや削がれているように感じられた。しかし、その分、ずいぶんカラフルで綺麗な建物にもいくつかお目にかかれた。(写真)

信松院


大義寺

(カメラ: DP2)