散歩、旅行そして海外滞在の写真備忘録

過ぎ行く時間の中で、心に残り、蘇る記憶を、「私の写真備忘録」としてここにまとめたい。

2006.6 トルコツアー 初日 ダーダネルス海峡

2006-06-24 22:39:59 | 海外旅行
トルコ西部を10日間で周遊するツアーに参加した。
6月13日晩羽田発。関空、ドーハ経由でイスタンブールに14日13:10到着。カタール航空を利用。
そこから、現地一週間の間の移動距離が2700kmほどにもなろうというバス旅行が始まる。
泊地は、順にチャナッカレ、イズミール、パムッカレ、カッパドキア(二泊)、アンカラ、イスタンブールである。

初日、空港からマルマラ海沿いに200km余り走り、ゲリボルからフェリーでダーダネルス海峡を渡りラプセキに到る。
最初の宿泊地チャナッカレは、さらに約30km南西に行った所にある。

ダーダネルス海峡という名の響きは、私にとって歴史とロマンに彩られた先入観となっていた。しかし、実際そこに立ってみればなんてことは無い。
景色も単調、海もあのチュニジアで見た地中海のエメラルド色或いは太平洋の群青色といえるほどの美しさは無かった。

ここで恥ずかしながら白状すれば、マルマラ海という名も初めて知ったというお粗末さ。

それにしても、黒海から地中海に到るには、ボスフォラス海峡を通ってマルマラ海に抜け、さらにダーダネルス海峡を通過しなければならない。
これらが「内海」であることは、トルコにとってメリットであると同時に政治的な問題の火種になってきたはずだ。
しかし、それらについての私の知識・認識は白紙同然。歴史的に何があって、今何が問題なのか? 暇つぶしには格好のテーマがそこにあることに気づかされる。

ゲリボルの港


ダーダネルス海峡上フェリーからゲリボルを望む


ラプセキの港

camera: Olympus E-1
lens: Zuiko Digital 14-54mm/f2.8-3.5