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カクレマショウ

やっぴBLOG

「隣にいても一人」─津軽弁による超・日常的な不条理劇

2007-11-17 | ■美術/博物
自由律俳句の俳人、尾崎放哉(ほうさい)の代表作に、「咳(せき)をしても一人」というのがあります。仕事も家族も捨て、放浪生活を送っていた放哉は、結核に冒される。寺の片隅で静まりかえった夜、咳が出る。その後やってくる言いしれぬ寂寥感…といったような解釈だと思うのですが、放浪生活を送っていない私たちにも、そういう心境になることはよくあります。 昨夜、平田オリザの作・演出による芝居「隣にいても一人─青森 . . . 本文を読む