
「切りグラフ」というのだそうです。ネットで見つけました。
あるデザイナーの仕掛けらしい。ウェブサイトを見ると、「江戸時代から明治時代にかけて、夏の風物詩でもあった“立版古”という玩具を現代風に付箋でアレンジした『起こし付箋』」とあります。
立版古(たてばんこ)とは、もともとは歌舞伎の舞台のミニチュアです。細い木を骨組みにして舞台を組み立て、そこに、版画で描いた役者や樹木、道具を紙で裏打ちして切り抜き、舞台に立てる。この「紙細工」の部分だけを立版古と呼ぶこともあって、その意味で言えば、紙相撲のおすもうさんも立版古と言えるのかもしれません。いわば、江戸時代のペーパークラフト。
こういうのを見つけると、自分でも作ってみたくなる。さっそく、手元のポストイットを使って作ってみました。フリーのサイトから適当なイラストをダウンロードしてプリントアウトし、付箋の上に貼り付けて、上からカッターでなぞるように切っていきます。大きさは、高さ2cmくらい。細かい作業なので、刃先が鋭角のカッター(オルファのアートカッターなど)の方がいいです。5分もかからずにできあがりました。付箋の、ちょうど糊がついている部分が、立てるための「台」になるようにするわけですね。
作っていると、切り絵感覚でけっこう楽しい。あっという間に20個くらいが机の上に並びました。最後に「起こす」(立たせる)、というのがまた一つ一つに命を吹き込むようで、なかなかよろしい。
こういうのは動きがあるポーズの方が見栄えがするので、どうしてもスポーツとかダンスのポーズが多くなりますが、他にもいろいろな動きを考えてみると面白いかも。一人よりふたり、さらに集団のポーズとか。
発案者のデザイナーの方は、これを、いろんなところにこっそり置いてくるのだそうです。これもまた面白い。私もやってみようかな…。
これは三次元に広がるポストイット。
どこで売ってるのかしらん?
でも、私も!作ってみたい。
お久しぶりです。
ポストイットがあれば、自分で形を切り抜きさえすればすぐできますよ。
ぜひ作ってみてください~!
切り抜いて、立ててみた時は、感動的ですよ。
先日実物を見せてくださってありがとうございます^^
思ったより小さくてびっくりしました。
下書きなしで作るんですか?
パンダができたらぜひ拝見したいです。
ありがとうございます。
下書きというか、台紙を使って切り抜きます。
ぜひやってみてください。簡単ですから。
最近また新作続々作成中です。
気に入ってカウンターに置いてくれている店もあるんですよ~。
パンダも乞御期待!