カクレマショウ

やっぴBLOG

100万人のキャンドルナイト

2005-12-23 | ■環境/科学
昨日、12月22日は冬至。「100万人のキャンドルナイト」が行われました。

「でんきを消して、スローな夜を」。夜8時から10時までの2時間、電気の灯りを消して、ろうそくの灯りで過ごしましょう、というイベントです。2003年の夏至に始まって、今回で5回目なんだそうです。

2時間、「でんきを消して」、ろうそくの灯りで本を読んだり、キャンドル風呂に入ったり、音楽を聴いたり、食事をしたり、語り合ったりする体験を通して、「スロー」な生活を考えよう、という夜です。一人でも家族でも仲間とでも、どんな形でも「参加」できるイベントというのが気に入っています。ろうそくの灯りは、気持ちを穏やかにしてくれます。電気の大切さとか省エネなんてことに思いを馳せなくとも、2時間、物思いにふけったり静かに語り合ったりすることが、たまにあってもいいのかもしれません。

ところで、このイベントは「でんきを消す」ということですので、電気による「照明」を消す、という意味なのでしょう。ということは、同じ電気を使う暖房やテレビやオーディオ、パソコンなどはつけといてもいいものなのでしょうか。そのへんのところは参加者の意志に任されているのかもしれません。

ここ2~3日の大雪でイベントが中止になったところもあるようですが、一方では期せずして「キャンドルナイト」を体験することになってしまった方も大勢いらっしゃるようです。新潟の大停電です。キャンドルナイトどころか、電気器具一切が何も使えない一夜を過ごした皆さんは、大変な思いをしたことと思います。暖房が入らない夜、本当に寒い思いをされたのではないでしょうか。

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