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カクレマショウ

やっぴBLOG

論理的なのが論文。

2011-02-06 | ■その他
大学院の「学位論文公開審査会」というやつをのぞいてきました。

今回は3名の発表。「土木リテラシー」に関する研究、小・中学校における「道徳の時間」の研究、それから高校生の介護実習に関する研究の3本です。

今日の発表は、論文の要旨に基づいて行われましたが、どの発表も視点が鋭いなあと思いました。特に参考になったのは、高校の介護実習の在り方をめぐる研究。学校と実習の受入先の思いが必ずしも一致しておらず、様々な齟齬を生じているという問題から、その齟齬の原因がどこにあるかを詳細な調査分析によって突き止め、その結果をもとに、最後はより実効性のある介護実習にするための「提言」を提案しています。この研究手法は私が今のところ考えている構想と近いので、研究の進め方や発表の仕方など、ものすごく得るものがありました。

それから、今日の発表を聞いて思ったのは、3本とも結局は「キャリア教育」という範疇で括れるのではないかということ。「土木リテラシー」についても、「土木」という仕事を知るだけでなく、「郷土の先人」から学ぶ生き方、働き方という見方ができるし、「道徳の時間」というのはもちろんキャリア教育の要となる時間の一つです。発表の中に出てきた「道徳性」とか「道徳力」というのは、キャリア教育で身に付けるべきものとほぼ同じです。「道徳」という言葉にそれほどこだわる必要はあるのかな、とちょっと余計なことも考えました。むしろ、これからの時代は、「市民性」とか「シチズンシップ」とか、そんな言葉の方がふさわしいのではないかと…。

また、学校と介護施設の関係は、そのまま学校と企業(キャリア教育に協力してくれる)との関係にスライドしてとらえることが可能です。今日の発表には、両者の連携をうまく進めるための「組織」が必要という提言がありましたが、それは「コーディネーター」と置き換えることもできるでしょう。いずれにしても、学校と学校以外の機関の「連携」をうまく進めるためには、お互いに「一歩歩み寄る」ことが大切なんだよなとつくづく思いました。特に学校側が…。まずは「使う言葉」を共通化しなくては(^^;)

みんなキャリア教育だーと一人でそんな感じで盛り上がっていた割には、今日の発表で「キャリア教育」という言葉が一度も出てこなかったのがちょっと残念といえば残念でしたが、それはまあ、いいや。とらえ方の問題ですからね。

物事を論理的に考えることってものすごく大切なのだと改めて思っています。私はあまり得意なほうではないのですが、何事も訓練ですね、きっと。


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