カクレマショウ

やっぴBLOG

畑の中のお花見会

2010-05-05 | ■つながり・コミュニケーション
近所で開かれた毎年恒例の「畑の中のお花見会」。

畑の中に1本だけ桜の木があって、それは八重桜なのでまだ咲くにはちょっと早いのですが、やっぱり大勢で、青空の下で食べたり飲んだりするのは楽しいもので、花はなくとも、じゅうぶんに花見気分を味わえました。

声掛け人(畑の持ち主)の人脈の広さにはいつも感心させられるのですが、今回も、老若男女、様々な人との出会いがありました。アジア各地からの留学生の皆さんとも少しだけでしたがお話しできて、その向学心の高さに刺激されました。

意外な人との再会もありました。現在はむつ市を拠点として活躍するシンガーソングライター、板橋かずゆきさんです。かつて担当していた事業でお会いして以来、数年ぶりにお会いしました。この3月に新しいシングルをリリースしたとのことで、今回は「番宣」に来たんだと冗談めかしておっしゃっていましたが、いろんな人との「つながり」、そして「つながりのつながり」を改めて感じました。

話していても、ちっとも視覚障害を感じさせない板橋さんは、やっぱりすごいバイタリティに満ちあふれていました。アルコールも程よく回って、興に乗ってきたのか、よし歌うか、ってなノリで、新曲「たいじょうぶ」を披露してくれました。それから、数年前にも歌ってくれた、私も大好きな歌「Dear My Friend」も。

板橋さんの声は本当にいい声だなあと思います。歌詞がすべてしっかり聞き取れるのがなおいい。彼の歌は、歌詞とメロディが絶妙にマッチしているのですよ。シンガーソングライターならではですね。今回の畑の中での歌声も、周りの風景にじんわりと溶け込んでいくようでした。立派なホールで聴くのとまた違った趣。こりゃ幸せなことだなあと、彼の歌声を聴いてつくづく感じた次第。

それにしても、屋外でもほんとによく響く声だよなあと思って、歌い終わったあとにそんなことを話していたら、2年ほど前に、半年間東京でボイストレーニングを受けてきたのだそうです。先生は、今井美樹とか布袋寅泰のボイストレーナーも務める著名な方なのだとか。ご自分でも、あのトレーニングのおかげで、声の出し方が全然変わったとおっしゃっていました。花見がハネたあと、家で以前のCDを聴いてみたら、確かに声が違っています。

ボイストレーニングを受けようと思ったきっかけまでは聞けずじまいでしたが、きっと何か期するものがあったのだと思います。現状に決して満足しない姿勢は、やっぱりさすがです。プロフェッショナルは、常に上を目指すからプロフェッショナルなのですね。

畑の中の、とてもいい花見でした。

 

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2 コメント

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つながりのつながり (ナイルの風)
2010-05-06 22:55:18
「つながりのつながり」って大事だなあといつも思っています。その大切さが温かく伝わってくる畑の中のお花見会ですね。こちらも官庁街の桜が見頃でした。5月もつながりを大切に生きていこうと思いました。
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いつもありがとうございます。 (やっぴ)
2010-05-10 00:30:27
ナイルの風さん

つながりのつながりで救われたことがたくさんあります。私も大事にしたいと思っています。

官庁街の桜、同僚が連休に見に行ったらしく、絶賛していましたよ。現代美術館の前に新しくできた公園、ぜひ行ってみたいと思っています。

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