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カクレマショウ

やっぴBLOG

名久井農業高校の「白いリンゴ」

2010-12-07 | └キャリア教育
今朝の新聞(東奥日報)でも、青森県立名久井(なくい)農業高校が大きく取り上げられていました。京都大学で行われた発明・事業家プランコンテスト「テクノ愛2010」での研究発表が、見事、高校の部グランプリに輝いた。受賞したのは、「高機能性食用菊」。この地方名産の食用菊のポリフェノールの含有量をほぼ2倍に増やしたという園芸科学科2年生の研究。同コンテストでは、花の成長を赤い光でコントロールする「ストックの . . . 本文を読む

「仕事を考える日」=キャリア教育の日…。

2010-11-23 | └キャリア教育
勤労感謝の日。 いったい、誰が何に「感謝」する日なのだろうと思っていたら、祝日法では、「勤労を尊び、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう日」と定められているそうで。なんだ、みんながお互いに勤労と生産ができることに感謝しあう日だったのか。 この日は、戦前までは「新嘗祭(にいなめさい)」といって、農作物の恵みを天皇が国民を代表して神に感謝する日でした。「新嘗」は、その年に収穫された新しい作物のこと . . . 本文を読む

コピペをする大学生とメディアリテラシー

2010-11-06 | └キャリア教育
先日の毎日(2010年10月30日付け)と朝日(2010年11月1日付け)に相次いで掲載されていたのが、大学生の「コピペ論文」の話題。どっちも、大学で学生による「コピペ論文」が急増していることに業を煮やした大学側が対策に乗り出している、という内容です。阪南大学大学院の教授が開発した、コピペ論文を見破る「レポート検索システム」のことも、どちらの記事にも紹介されていました。 このシステムは、学生の書 . . . 本文を読む

大学の公開講演会で。

2010-10-05 | └キャリア教育
大学の公開講演会の講師を頼まれ、キャリア教育の話をしてきました。 キャリア教育についてまとまった話をするのは初めてでした。パワーポイントの資料は、どう整理して作ったらいいか迷いに迷った末、これまで作ってきた資料やブログに書いてきたようなことをなんとか散りばめて格好はつけましたが、何せ話したいことがあれこれありすぎて、結局まとまりのない話になってしまったような…。今日も、終わったあとに深い自己嫌悪 . . . 本文を読む

面接と「志」

2010-02-17 | └キャリア教育
先日、ある試験(口頭試問)を受けてきました。 受験室に入ったら、面接官がずらりと8人も鎮座していました。いきなりのびっくりです。前にに5人、後ろに3人。質問をしたのは、主に前に座っている方々ですが、しかし、後ろに黙って座っている試験官の皆さんのほうの鋭い視線がむしろ気になりました。 あんな緊張感を味わったのは久しぶりでした。「ぴーん」という音が聞こえそうなほどの張りつめた空気。時間が経つにつれ . . . 本文を読む

弘前大学教育学部のネット・パトロール隊

2010-02-14 | └キャリア教育
今、携帯電話を持っている子どもたちはどのくらいいると思いますか? 文部科学省が行った調査(「子どもの携帯電話等の利用に関する調査」)と、青森県教育委員会実施の調査(いずれも2008年)の結果は次のとおりです。 小学校6年生 国24.7% 県8.7% 中学校2年生 国45.9% 県25.8% 高校2年生  国95.9% 県96.3% 小・中学生では、全国と比べると青森県の所持率は低いもの . . . 本文を読む

「食べられない食べ物」という「矛盾」をなくす。

2010-01-20 | └キャリア教育
先日、県主催の「元気あおもり起業家交流セミナー2010」に参加してきました。 基調講演は、オイシックス株式会社の高島宏平社長。「作った人が自分の子どもに食べさせられるものを」という思いから起業したネット食品宅配会社です。生産者の論理ではなく、常にお客様の視点に立ち、安心・安全な食品をできるだけ便利な形で(欲しい時に欲しいだけ注文でき、宅配も夜9時までOK)家庭に届けたいと、厳選された2,400品 . . . 本文を読む

学校と企業をスムーズにつなぐ

2010-01-19 | └キャリア教育
企業の持つ教育資源を、もっと学校で生かせないものか…。そのために、学校と企業とがスムーズに連携できるような仕組みづくりが必要なのでは…。 この数年間、そんな思いから、折あるごとに県内外の様々な企業や学校、コーディネーターを尋ねてはいろいろなお話を聞いて歩いてきました。昨日と今日の2日間は、県内の企業4社を訪問してきました。どの会社もそれぞれに、子どもたちの教育に関わりたいという思いを熱く語ってく . . . 本文を読む

「自転車のまち」堺のキャリア教育(その2)─大学生がコーディネーター

2010-01-18 | └キャリア教育
前回紹介したように、堺市の自転車を使ったキャリア教育をコーディネートしているのは、NPO法人南大阪地域大学コンソーシアムです。ここを運営する学生、院生が、学校とシマノのつなぎ役として大活躍しています。 西陶器小学校の清水先生が、とても興味深いことをおっしゃっていました。 「シマノさんに直接言えばいいことでも、あえてコンソーシアムの学生さんたちに言うようにしている。」 これって、とても大事なこ . . . 本文を読む

「自転車のまち」堺のキャリア教育(その1)─熱い大人たちが支える

2010-01-16 | └キャリア教育
大阪府堺市は、「自転車のまち」。 堺市役所建設局には、「自転車まちづくり推進室」という部署まであるくらいで、堺市を代表する産業である自転車製造業を生かし、市を挙げて「自転車によるまちづくり」を進めています。 堺の自転車づくりのルーツは、「鉄砲鍛冶」の技術にあります。古くからの金属加工の技術が、自転車の部品製造に生かされているわけです。堺市には多くの自転車メーカーがありますが、国産自転車・部品製 . . . 本文を読む

きっと何かが変わる。

2010-01-13 | └キャリア教育
先日、ジョブカフェあおもりによる「キャリア相談員養成研修」を受講してきました。3日間連続という日程にもかかわらず、定員20名のところ、県内各地から30人もの教員の皆さんが集まりました。 それもそのはず、講師を務めたのは、工藤倫子さんですから。彼女の話を聴いてみたいと申し込んだ人も少なくないはずです。3日間とも10:00~16:00というびっしりのスケジュールでしたが、倫子さんの含蓄に富むお話にす . . . 本文を読む

『NASAより宇宙に近い町工場』(その3)─植松さんの子どもたちへのメッセージ

2010-01-08 | └キャリア教育
・『NASAより宇宙に近い町工場』(その2)─「楽」と「楽しむ」 ・『NASAより宇宙に近い町工場』(その1)─「進路評論」に負けない植松少年 植松努さんのこれまでの生き方、考え方は、そのままキャリア教育の「教材」になると思います。植松さんの本や講演は、ぜひ多くの子どもたちに読んだり聴いたりしてほしいと思う。きっと何かが変わるはず。 たとえば、植松さんの会社で作っているロケットエンジンを見てび . . . 本文を読む

『NASAより宇宙に近い町工場』(その2)─「楽」と「楽しむ」

2010-01-04 | └キャリア教育
「第5章 楽をしないで努力を楽しもう」で、植松さんは、「楽」という同じ漢字でも、「らく」と「たのしむ」とでは全く違うと言う。 「楽(らく)」をすると「無能」になる。「なるべくできないようにしていたほうが楽に生きることができるよ」というセリフは、確かにけっこうはびこってますよね。植松さんが言うには、「『どうせ無理』は、楽をするための魔法の言葉」。  真面目な顔をして「それは無理だわ」という評論を . . . 本文を読む

『NASAより宇宙に近い町工場』(その1)─「進路評論」に負けない植松少年

2009-12-29 | └キャリア教育
『NASAより宇宙に近い町工場─僕らのロケットが飛んだ』の著者、植松努さん。職場で隣の席の人が彼の講演を聴いたことがあるらしく、以来、植松さんの大ファンだと言う。講演のCDまで持っています。 植松さんは、北海道の赤平市で植松電機という会社を経営しています。社員20人ほどのいわゆる中小企業です。主な業務は、リサイクル用のパワーショベルにつけるマグネットの製造。これは、彼が父親のあとを継いでから始め . . . 本文を読む

『日本でいちばん大切にしたい会社』に共通していること。

2009-11-21 | └キャリア教育
去年刊行され、話題になった『日本でいちばん大切にしたい会社』という本があります。著者の坂本光司さんは、法政大学で中小企業の研究をされている先生ですが、日本全国の中小企業をこれまで6000社以上訪問し、調査してきたというから驚きます。 そのうち坂本さんが「真に正しい経営」をしていると考える5社(他にコラムで9社)がこの本で紹介されています。 「はじめに」で坂本さんが書いています。こうした素晴らし . . . 本文を読む