yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

サッカーボーイズ15歳 約束のグランド

2012-03-11 21:41:13 | その他
はらだみずきさんの「サッカーボーイズ15歳 約束のグラウンド」を読み終えました。

桜ケ丘中学サッカー部に、新しい顧問がやってきた。有無を言わさずチーム改革を断行する監督に困惑する部員たち。大切な試合が迫るなか、チームを立て直すべくキャプテンの遼介が立ち上がるが…。

このシリーズも遼介たちが15歳となり少しずつ大人の入り口に近づいてきて、抱える問題も変化してくる。

今回の大きな問題は、監督が変わったこと。今まではサッカーをよく知らなくて生徒たちの自主性に任されていたのが打って変わって・・・サッカーの強豪校から転任してきた先生でとにかく有無を言わせずすべてを監督が決めてしまう。

その監督に対する反発。  監督の指導の裏側に隠れている意図に気づき始める遼介たち。

いろんな壁にぶつかり、反発し、悩み・・・成長していく子供たちを何とも温かく見守る大人たちもカッコよく描かれています。

男の子って、こうやって逞しくなっていくんだなぁと。
コメント
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