大崎善生さんのノンフィクション「優しい子よ」を読了。
かなり前に購入していたのですが、泣きそうな内容だなぁと避けていたのですが・・・・泣きました。
大崎さんの奥様で女流棋士の高橋和さんのホームページに届いた1通のメールからこのお話は始まります。
病気でベットに伏している9歳の息子さんが高橋さんの大ファンで色紙を1枚書いていただけないかと言う内容だった。
考えた挙句彼女は本人が手紙を書いてくれたらと返事を送った。
暫くしてポストに1通の手紙が・・・ひらがなでいっぱいの手紙だった。
これが大崎夫妻と癌性悪液質という難病と闘っていた杉田茂樹君との出会いだった。
9歳の茂樹くんは幼い頃に交通事故で脚を怪我した高橋さんに何度も手紙に書いて送ります。
『あしがいたくならないようにおいのりしています』という彼の手紙には涙を流さずにはいられませんでした。
自分の辛い状況より相手のことを思い遣る・・・そんな優しさがこの9歳、まだたったの9歳の男の子の心の中に息づいている。
もう一つは、「聖の青春」のドラマ化を手がけた萩元晴彦との出会いと別れを綴ってあります。
この二つのお話が大崎さんご夫妻の生活とリンクして進んでいく。
人の死と生・・・別れと誕生・・・
すごく哀しくってすごく温かなお話です。
かなり前に購入していたのですが、泣きそうな内容だなぁと避けていたのですが・・・・泣きました。
大崎さんの奥様で女流棋士の高橋和さんのホームページに届いた1通のメールからこのお話は始まります。
病気でベットに伏している9歳の息子さんが高橋さんの大ファンで色紙を1枚書いていただけないかと言う内容だった。
考えた挙句彼女は本人が手紙を書いてくれたらと返事を送った。
暫くしてポストに1通の手紙が・・・ひらがなでいっぱいの手紙だった。
これが大崎夫妻と癌性悪液質という難病と闘っていた杉田茂樹君との出会いだった。
9歳の茂樹くんは幼い頃に交通事故で脚を怪我した高橋さんに何度も手紙に書いて送ります。
『あしがいたくならないようにおいのりしています』という彼の手紙には涙を流さずにはいられませんでした。
自分の辛い状況より相手のことを思い遣る・・・そんな優しさがこの9歳、まだたったの9歳の男の子の心の中に息づいている。
もう一つは、「聖の青春」のドラマ化を手がけた萩元晴彦との出会いと別れを綴ってあります。
この二つのお話が大崎さんご夫妻の生活とリンクして進んでいく。
人の死と生・・・別れと誕生・・・
すごく哀しくってすごく温かなお話です。