yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

いつか白球は海へ

2009-09-10 22:51:39 | その他
堂場瞬一さんの「いつか白球は海へ」も読了。

六大学野球で活躍した海藤はプロ野球を諦めて、社会人チーム「間島水産」に入団した。熱心に誘ってくれたオーナーの熱意に負けたのと、12年前全国制覇した名門チームとそこのスラッガー三浦に憧れていたからだ。
しかし、入社すると直ぐにオーナーが死亡。期待していた野球部は地方大会でさえ一回戦で敗退するほどに崩壊していた。

そのチームを戦うチームに変えていくという、想像した通りの展開で・・・

こんな話ならどこにでも転がってるんじゃない、お話の世界では、、、と思いながら読了です。

それにしても、普通調べるだろ、自分の人生を賭けるんだから。会社とか野球部だとか・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奥右筆秘帳

2009-09-10 22:13:14 | 時代小説
上田秀人さんの「奥右筆秘帳」シリーズの4冊「密封」「国禁」「侵蝕」「継承」を
読了です。

立花併右衛門は奥右筆組頭。江戸城の書類全ての決裁に関わる為に機密をも知ることになり、判らないままに命を狙われて、ことの重大さに気付く。
そして立花家の隣の柊家の次男衛悟が請われて護衛に付くことになった。

頭の切れる併右衛門、剣が遣える衛悟。そこに衛悟の幼馴染でもある併右衛門の娘瑞紀がからんでいく。

時代は家基が亡くなった後の話で、思わず『磐音はそろそろ終わるかなぁ・・・家基の死とともに・・』なんて考えてしまいました。

時代小説で「奥右筆」とか出てきますがその仕事って、よく判ってなかったのですが知ってみるとすごいですね。
「そんなことまで許可が要ったの?」とか思うことが多いですね。

そして武家に生まれた次男の立場。これって超可哀想。
衛悟の立場を知れば知るほど・・・切ない。
いろいろ時代小説読んだけど、こんなにお家のために次男が犠牲になってるなんて書いてないもの。

で、思いっきり衛悟に元気で頑張って欲しいと思いながら読んでます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする