剣岳は雲の中
CP場を見下ろす
8月1日(土)
3:30起床。雨は落ちてはいないが途中で降られる公算が大きく前進するかどうか判断に迷うところ,出発の準備を進めながら自分達より早く動き出したテントの行き先を伺う。2つのパーティーが動き出したのと、幾分空模様が明るくなったのを見て5:25に出発する。もちろん天候が悪化すれば途中でも撤退する。
前日、剣沢到着時点では全貌を望むことが出来た剣岳はガスの中にあり、前方には一服剣方面へのなだらかな登りと、その先の稜線から立ち上がる前剣の急登部を望むのみで、そこから先は見えていないことが不安を掻き立てる。
ぬれた岩場の重装での縦走,加えて決して経験豊富ではない若者を同行していることが重圧になってかつてない緊張を強いられ、雨を口実に室堂へ逃げ帰りたい気分だ。でも行く!
前剣方面
剣沢方面
右下隅は剣山荘,遠くに見える剣沢小屋の右手の山を越えた所がテン場
剣荘の脇から稜線に向かう登山道に入る。6:16,雨が落ち始め@kiが雨具を着る。前方に3人のパーティーがあり、その先に稜線があって右手に小さなピークが見えており、数人の登山者が認められるそこを一服剣と見当をつけたが、後で調べるとそれは違っていて前剣直下の大岩らしかった。
6:32黒百合のコルからの道を合わせるとそこからは稜線の一本道となる。2つの鎖場を越えて6:43に一服剣(2618)を通過。そこは小さな手書きの板切れの標識があるだけの何の変哲もない所だった。
時々雨が降り岩はぬれているが天候は落ち着いており、今のところ大荒れする心配はない。
CP場を見下ろす
8月1日(土)
3:30起床。雨は落ちてはいないが途中で降られる公算が大きく前進するかどうか判断に迷うところ,出発の準備を進めながら自分達より早く動き出したテントの行き先を伺う。2つのパーティーが動き出したのと、幾分空模様が明るくなったのを見て5:25に出発する。もちろん天候が悪化すれば途中でも撤退する。
前日、剣沢到着時点では全貌を望むことが出来た剣岳はガスの中にあり、前方には一服剣方面へのなだらかな登りと、その先の稜線から立ち上がる前剣の急登部を望むのみで、そこから先は見えていないことが不安を掻き立てる。
ぬれた岩場の重装での縦走,加えて決して経験豊富ではない若者を同行していることが重圧になってかつてない緊張を強いられ、雨を口実に室堂へ逃げ帰りたい気分だ。でも行く!
前剣方面
剣沢方面
右下隅は剣山荘,遠くに見える剣沢小屋の右手の山を越えた所がテン場
剣荘の脇から稜線に向かう登山道に入る。6:16,雨が落ち始め@kiが雨具を着る。前方に3人のパーティーがあり、その先に稜線があって右手に小さなピークが見えており、数人の登山者が認められるそこを一服剣と見当をつけたが、後で調べるとそれは違っていて前剣直下の大岩らしかった。
6:32黒百合のコルからの道を合わせるとそこからは稜線の一本道となる。2つの鎖場を越えて6:43に一服剣(2618)を通過。そこは小さな手書きの板切れの標識があるだけの何の変哲もない所だった。
時々雨が降り岩はぬれているが天候は落ち着いており、今のところ大荒れする心配はない。
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