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真っ赤に茹でて
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平郡島から届いたタコを解凍し塩もみしてからぐらぐらの湯で茹でた。真っ赤に茹で上がったタコはやっぱり愛嬌のある格好をしている。
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たこご飯(4人分)
材料と下ごしらえ
米3合:洗ってざるに上げ、炊飯器の内釜に入れていつもどおりの水加減にする。
ゆでだこ200g~300g:ブツ切りまたは削ぎ切り
油揚げ1枚:紙タオルに挟んで油抜き⇒5mm角に切る
にんじん1/3本~1/2(50~80g):2cm幅の短冊に切る
ごぼう1/2本~2/3(50g~80g:ささがき⇒水で10分アクぬき⇒水けをふく
調味料:うす口しょうゆ 大さじ1+1/2 酒 大さじ1 塩・砂糖 各小さじ1/2
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つくり方
タコ以外の材料に調味液を廻しかけて絡め、タコと一緒にご飯にざっと混ぜて普通に炊く。具材や調味料の量にはあまりこだわらず適当に炊く。
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子どもの頃、隣が魚屋さんで、親父さんによくタコの塩もみを手伝わされた。この写真のものの倍以上ある大きなタコで、それを大型のすり鉢に入れて鷲づかみにした塩をふりかけ、両手でしっかり揉むと真っ黒なヌメリがでる。30分くらい揉み続けた後ヌメリを落とし、大釜でぐらぐらと茹でるのだ。
真っ赤になったタコを両端が鍵になった針金にかけて物干し竿に吊るすと、鉢巻こそしていないが絵に描いたタコ八つぁんのように足をくるりと巻いておとなしくぶら下がっているのだが、それが5~6個並ぶと壮観だった。
親父さんは太い足を豪快に切り取って『食え!』と言って寄こす。私がそのままかぶりついて食べると親父さんがニヤリと笑い、それが黙契となって何度も塩もみし、報酬として足を丸齧りしたものだった。
塩味だけだの素朴で単純な味だが、それ以上に美味しい食べ方を未だ知らない。
ただ、新鮮な素材を手に入れること自体が難しいので、自分で釣るか郷里から送ってもらうしかないのがつらいところです。
しらさんの所は海に近いし能登島と言う強力な入手先があるのが強みですネ。