今日の采配は？

７月１日（金）マツダ　１８時００分
ヤクルト　０１００００００３　　４
広　　島　００００１００００　　１
●上野（２勝２敗）
　「マエケンと会沢どっちが打ちそう？」
　「マエケン！」
　「じゃぁ、マエケンと前田智徳は？」
　「前田智徳！」
　今朝の美穂との会話の一部だが、これが常識的な考え方だろう。先発のマエケンは先制されるものの粘りの投球。５回には自らのタイムリーで同点に追いつくなど投打に活躍。
　しかし、７回２死２塁でまさかの代打。しかも…勝負どころと判断して好投のマエケンを代えてまで送り出したのが会沢。カープファンじゃなければ「誰？」っていう打者を選択。結果はセカンドゴロでスリーアウト。会沢には申し訳ないがマエケンの方が打ちそうな気がするし、実際５回にはタイムリーを放っている。
　最大の采配のミスはマエケンを代えたことだが、百歩譲って代打を出すとしても会沢を選択したことも大きなミス。この時前田智も石井も残っていたのにただ左対左という理由で右打者を選択。結局この試合で前田智・石井の出番はなく宝の持ち腐れ状態。そもそもファンの納得度が違う。前田を出してのセカンドゴロなら「しょうがないか」ってなるのに…。その辺が監督さんはわかっていないらしい。
　こうなれば展開はヤクルトペース。采配ミスその③は９回１死からの上野のリリーフ登板。勝つ執念を見せるんなら先日中継ぎで好投した今村やいきなりサファテというのも選択肢だったのに中の下（の下？）くらいの投手を選択。８回から１回１／３の好投した青木を左対右（畠山）ということでスイッチした結果が裏目。結果上野は畠山に２塁打を打たれ、さらにランナー２人置いたところで今シーズン１本もホームランを打っていない藤本にあえなく被弾。
　毎度同じコメントになってしまうが、「勝負感」がないんじゃろう…。
　
　どっしりとした采配をふるった高コーチとの違いは何じゃろう？「あのまま高コーチが指揮をとればいいのに…」と感じたのは一人だけだろうか？野村は優等生なんでブラウンとは違って誰からもどこからもバッシングされない。ようするにカープの経営陣の立場から言えば申し分なんんじゃろうけどファンから見たらもう少しチームに変革をもたらしてくれるかと思ったが、１年半経っても未だその傾向は見られない。何年我慢すればええんじゃ？