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05夏,剛の挑戦①・・・白馬岳冒険登山に向けて

2007-07-22 08:57:57 | アルプス
再掲・2005年,夏の冒険学校白馬岳登山教室の記録

7月29日(金)
 9:25,栂池自然園駅着。登山口へ移動し、初対面の挨拶を交わして9:45から歩き始める。10:10から荷物の点検・調整のため小休止。同25出発。15分で栂の森の水場。ここの水を飲むために、ここまで休まず、水も飲まずに来る。10分の休憩。
 11:12,天狗原湿原のベンチを通過。ある目的を持って風吹方面への三叉路を右折し、風吹大池方面への道の途中に荷物を下す。ここから先,2時間にわたって世にも美しい自然の庭園の中を散策し、至福の時をすごす。
 今年は例年より残雪が多かった。その分だけ花が遅れているらしくハクサンコザクラよりリュウキンカの世界だった。とけた雪が清らかな流れをつくり、流れの中に点在する大小の岩はうす緑色の苔にびっしりと覆われて、それが独特の庭園的な雰囲気を醸し出す。その流れに沿って、流れのほとりにリュウキンカの花は咲く。
 雪がとけた所が今が春である。そこは芽を出したばかりイワイチョウの絨毯で、その中に点々とハクサンコザクラが控えめに咲く辺りが初夏であろうか・・。
 淡いうす緑の苔の色,イワイチョウの濃い緑,リュウキンカの葉はその中間の緑,私達の視野の中には一体何種類の緑があるのだろうか。
 これほど瑞々しく、これほど柔らかな緑は他のどこを探しても見つからないだろうとだけ記しておこう。

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