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スマートフォンとキャシュレスとAIが連動する企業。

2018-12-26 10:49:42 | FP
中国では、スマートフォンとキャシュレスとAIが連動して、あらゆる業種で、小さな企業が瞬く間に巨大化している。今回はコーヒー産業である。コーヒー産業と言っても、コーヒー豆を売る業界ではない。喫茶店である。中国人は最近、コーヒーを飲む習慣が定着してきている。それでも、日本人が年間一人当たり、200杯飲むのに対して、現在の中国人は4杯だという。だから膨大な伸びしろがあるというのである。しかし、これは単純に消費量を人口で割ったものだろうから、比較にならない。日本だって、コーヒーの飲用者のほとんどは都会に住む人たちで、田舎のお婆さんたちはもっぱらお茶を飲んでいる。中国だって、同じで、全員が飲み始めて、一人当たり200杯も飲むようになったら、地球はパンクする。さて、中国で急成長しているのはラッキンという企業で、キャシュレスで、スマートフオンで購入や予約など、すべてを行う。AIで顧客ごとの好みをつかみ、販売や在庫に利用する。こうして、今や中国市場で、スタバを追い上げているというのである。だが、この種の手法は似たような業者を生む。シェア自転車のOFOが倒産の危機にあるようであるし、急速に大きくなって、急速に終わるという収斂を繰り返しているような気がする。中国では元々、街中でコーヒーを飲むという習慣は無かったから、喫茶店という職業はあまりなかったかもしれないが、町の小さな店舗が市場から追い出されていくようで、心配である。まあ、それは日本でも同じかもしれない。(12月26日)

Y-FP Office Japan
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