無人スーパーが万引きを無くす。

駅に自動改札機が設置されたことで、スイカのような電子マネーの普及につながったとともに、それまで横行していたキセルが劇的に減ったと言われている。それとともに、社内を車掌さんが検札に来ることもなくなった。まあ、キセルの常習者以外には電子化が社会に貢献した例である。さて、スーパーなどを悩ませている万引きである。その被害は莫大だと言われている。そして、その被害額だけでなく。子供たちの間に横行すれば、社会規範も薄れる弊害もある。その万引き被害を劇的に減らせるのではないかと言われているのが、無人化スーパーである。このほど福岡で、日本初の無人化スーパーが誕生した。このスーパーは実験店なので、午後10時から午前5時までが無人で、店内には200もの防犯カメラ、さらに全商品にICタグをつけるという、けっこう経費が掛かりそうな装備を施す。ただ、このような無人スーパーの発展形では、レジも無くなり、お客が店の商品を持って、店外に出た瞬間、客は商品を買ったことになるのだそうだ。だから、店に入る段階で、何らかの方法で決済処理を指示し、客は自分で袋に商品を入れて、店を出ると、「お買い上げありがとうございました。」と言うことになるので、一般的な万引きは出来ないということになる。（12月21日）

Y-FP Office Japan