水道法と入管法の改正案が本国会で通過した。安倍政権は最後の政権担当期を迎えて、狂い始めているのではないかと心配する。とても重要な法案で、日本の将来の姿を変えるかもしれない法案である。それにもかかわらず、国民からの猛反対を恐れて、そ~と法案を通すようなやり方はおかしいのである。東京は外国人労働者であふれている。それが難民と結びつくかどうかは別である。外国人労働者がいなければ、高齢化の進む日本の社会保障制度は持たないという短絡的な議論は、そもそもおかしいということを誰も指摘しない。さらに、水道問題である。水は次の世紀には必ず、第二の原油になる。それだけ価値の高い資源である。その資源を安易に世界の企業に売り渡すことができる制度はどうかと思う。一体、政府は何を考えて、拙速の法案を通すのだろうか。安倍政権も、末期かもしれない。(12月08日)
Y-FP Office Japan
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