フランスのパリで、大規模なデモがあり、一部が暴徒化し、65人が負傷し、140人が拘束されたという。驚くことはそのデモの目的である。自動車燃料税の増税に対する反対デモがきっかけであったという。日本ではどうだろうか。日本では首相のモリカケ問題や憲法改正反対デモなどはあったが、自動車の税金が上がるからと言って、大規模なデモが起こり、それも一部が暴徒化するほどの怒りがデモ隊にあるだろうか。たぶん、フランスでは、若者の失業率の高さや難民問題で、国民のストレスが溜まっているのだろう。マクロン大統領が日産をルノー傘下の子会社にしようと焦ったのも、たぶん、この国内の失業問題があったのではないかと思われる。世界は同時的に、高齢化が進み、それとともに若者が職を失っているように見える。(12月02日)
Y-FP Office Japan
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