マイナス金利の恩恵を受けているのは住宅ローンが低くなって喜んでいる人たちだけのようだ、それは住宅を得ようとしている人たちには好いとして、実は不動産屋がべらぼうに好況を呈してきたらしい、そのレベルはあの1990年代のバブルが弾けたときに匹敵しているそうだ、
これは恐ろしいことだと思う、ついにマイナス金利の副作用が暴走を始める兆候が出てきたのではないのか、25年前のあの悪夢の再来、不動産や土地の転売で猫も杓子も金儲けを目論んだ、その結果地価やマンションなどの価格の急落が発生して資金を回収できずに大型倒産や破産が合い続いた、その後冬の時代が長く日本を覆った、
今回の日銀黒田総裁のアベノミクス見直しは2%物価上昇の目標を達成できなかったとしながら、時期不明としながらまだ2%達成を励むらしい、達成できなかったのは原油価格の低下や中国経済悪化などこれらを見込むことはできなかったと自白し、いわば責任転嫁した形だ、実にダラシがないではないか、銀行預金の金利が殆どないので貯金を置く魅力が全くない、資産が増えない、これでは老後の生活不安が払拭できないではないか、全く先が見えない日銀政策である