磐田市の向笠公民館で
第4回目の野菜ソムリエクラブが開催されました。
11月のテーマはねぎ。
磐田は「秋冬ねぎ」の指定産地となっていることもあり、
磐田白ねぎのお話が中心となりました。
今回、集めたねぎをご覧ください。
●下仁田ねぎ(加賀群)
●群馬産土付きねぎ、磐田白ねぎ、北海道産軟白ねぎ(千住群)
軟白ねぎは、ハウスの周囲を黒いフィルムで覆うことで
白い部分を多くしたねぎであって、
品種名ではありません。
土付きネギも、品種ではなく、出荷の仕方を示したもの。
普通の根深ねぎを土を付けたまま売ることで
保存期間が長くなります。
●群馬産味十八番(加賀群と千住郡のかけ合わせ)
●静岡産葉ねぎ、袋井産九条細ねぎ(九条群)
袋井産わけぎ
わけぎは、ねぎと玉ねぎの雑種で、ねぎとは別種になります。
さあ、こちら。
定規やメジャーを使って
皆さん、何をやっていると思いますか? (*^_^*)
これは、磐田白ねぎの出荷規格に基づき、
長さや葉の枚数、曲がり具合を確認してもらっています。
磐田白ねぎには、軟白部が27cm以上、
全長が58cm、葉数は2枚以上4枚以内など
厳しい出荷規格があります。
試食としてご用意したのは
・焼きねぎのマリネ
・スモークチキン 白ねぎソース
・白ねぎの簡単スープ
今回は、磐田白ねぎの出荷規格を
自分の目で確認したことにより、
規格外の野菜をもっと大切に食べよう、
直売所の野菜を見直そう
という気持ちがより強くなったと言っていただきました。
「メジャーでも定規でもいいので、持って来てください。」
という突然のご連絡にも関わらず、
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。 (^^)
生で薬味にするのも、加熱してアツアツとろとろの甘さを味わうのも大好きです。
しかし、ネギの出荷規格など、考えたこともありませんでしたが、ずいぶん厳しいのですね。
規格外で廃棄されます。
おいしさは変わらないので、
以前みんなで畑に拾いに行ったことも…。
明日は、今日以上に寒くなるとか。
ネギで体を温めてくださいね。(^^)