UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

庭や額が広くなったり狭くなったりするわけないだろう!

2014-12-17 01:09:47 | 日記

11月末に市のシルバー人材センターのオジサンたち三人がやってきて、わが八重葎庵のガーデンの木々の枝をバッサバッサと剪定し、草々を徹底排除してくれました

 おかげでわが庵の象徴である八重葎は姿を消し、わがガーデンはきれいさっぱりとして、広々とした感じになりました、木々や草々がバッコしっぱなしの庭も悪くないのですが、冬木立の何もない庭もなかなかのものであります

 今夜の写真はわが庵、ノーザンガーデンの冬景色です、よろしければクリックしてご覧になり俳句のひとつでもおひねりになってくださいませ

 この庭、実はもとは湖だったのです、近頃はマザーレイクなどと称されたりすることがあるわが淡海、琵琶湖だったのです、それが記憶は定かでないのですが1960年ごろに建築廃材やガレキなどのガラクタで埋立られてしまい、わが庭にさせられてしまったのです、湖岸にそって幹線道路をつくることを計画して埋め立て工事を行ったお役所から押し売りされたのです、買うのが嫌だったら目の前に何を立てられても文句を言うなと脅迫されて泣く泣くお役所の横暴に従ったのです

 ですから埋立工事が行われる以前は、琵琶湖はわが庵の庭先だったのです、このためこの湖は我が家の池に過ぎなかったのです、しかしながら、その後も沖へ沖へと埋立工事が続き、昭和ばかりでなく琵琶湖もすっかり遠くなってしまいました

 庭がきれいさっぱりとしてから数日後、後期高齢者であるのにやけに元気な知り合いのオバサンが、ちょっと近くに用事があるので車を停めさせてくれとやってきました、そして庭を眺めて申しました

 「あら、GGIさん、お庭、広くなったわねえ」

「おかげさまでと言いたいところやけど、あんた何をアホなこと言うんですか、庭が広くなったり狭くなったりするわけないでしょう!」

「そうなの?だってとっても広く見えるわよ」

「見えるだけの話、広くなるはずありません!」

「何を威張ってるのよ、それにGGIさん、あなたもそのむさくるしいオツム、カットしたほうがいいわよ、そうしたらこの庭のようなサッパリして額が広くなって、ちょっとはオトコマエになるかもれないわよ」

「余計なお世話や、額が広くなったり狭くなったりするわけないやろ!そんなアホなことを連発するようでは、あんたは認知症が何かの始まりや、そろそろ免許証、返上しはったるどうですかっ」

まことに失敬なオバサンであります

 このオバサンが来てから数日後、関電さんのビルの近くに住んでいる、これまた後期高齢者の元気オバサンに街角で出会いました、GGIの知人である後期高齢者のガールフレンドであると称している、ごく最近この知人から紹介されたオバサンです

 「あらGGIさんお久しぶり、GGIさんのところのお庭、手入れしはったの?、広くなったわねえ」

「確かに手入れしてもらいまして、そやけど庭が広くなったり狭くなったりするわけがありません、アホなこと言わんといてんかっ!」

 このオバサン、よく聞いてみますと、隣に住む娘といっしょに毎朝湖岸を散歩するのを習慣としており、その途中でわが八重葎庵の前を通るのだそうです、そして、いつも庵の庭、手入れが悪くて、草ぼうぼう、ジャングル状態に近いので「どんな人が住んでいはるのやろう、あの平屋の家、お金持ちの別荘とちゃうか、家の主はヒマができたときたまにここへ来はるだけとちゃうか」と思っていたそうであります

 まことに失敬な話であります

 「先日娘が言うてました、《今日、あの家の前を通ったらヘンなモッサリしたオッサンがベッピンさんといっしょに柿の実、とってはった》・・・GGIさん、ベッピンさんて誰?」

「よけいなお世話や、ベッピンはわが頭脳明晰なる妹や、そんなことよりモッサリしたオッサンで悪かったなあ・・・娘の教育が悪い!」

まことに失敬な話であります

 グッドナイト・グッドラック! 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする