UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

選挙で投票することの意味について、あるいはヘタな考え休むに似たり・・・

2014-12-15 01:20:38 | 日記

昨日は日曜日なのに大切な日でありましたので、早起きをしました、と申しましても早起き専門家からすれば早起きでもなんでもないのでしょうけれど、午前七時半過ぎにおきました

 選挙の投票が大切だったわけではありません、ひと月に一回の「資源回収ゴミ」の日であったからです、自治会が古新聞や雑誌などを集めて古紙回収業者に取りに来てもらう日です、11月の資源回収ゴミの日は雨だったので中止、そのため二か月分の古新聞などを午前9時までに出さなくてはならないのです

 ゴミの集積場所は結構遠いうえに、いつもの二倍分の古紙、それにこの寒さ、昨夜眠りについたのは27時を過ぎていたのですが、一大決心して早起きしたのでありました

 古紙を出し終えて、お米をといでご飯をたいたりしてなんとか朝食にありつき、やれやれと思って一息つきましたらもう午前10時過ぎ、しばらく朝刊なんかをのぞいておりましたら早くも睡魔がおそってきました、

 こたつにもぐって若干睡魔の言いなりになっておりましたら電話が鳴りました、湖北の町に棲息してる言葉づかいのていねいな超頑固老人からです

 GGIさま、朝からすみません、いまよろしいですか、いつもあれこれお電話をいたし失礼いたします、私はこれから選挙の投票に行こうかと思うのですが、GGIさんはどうされるのですか?」

「私は優柔不断大名人ですので未定です、今日は朝から選挙より大切な用事をこなし疲労困憊なので行くかどうかはわかりません」

「そうですか 、ところで今度の選挙、GGIさんは投票する意味があるとお思いでしょうか、ちかごろ朝日なんかはあきらめず投票に行くべきというようなキャンペーンを行っているように思われるですが、このような結果がすでに分かっている選挙、投票する意味がないとお思いになりませんか」

「う~ん・・・おっしゃる通りです、おそらく無意味ではないかと思います、まったく無意味ではないにしても限りなく無意味にちかいのではないでせうか、イヤな奴にマイナス票を投じることができるなら、いくらか意味はあるかもしれませんが」

「するとなぜ人々は投票に行くのでせう?GGIさんはどうお考えですか」

「べつに民は選挙を信じているわけではないでありませう、まあ、はっきり申し上げれば、日本の民は極めてお上に従順でありますから、そこに投票所があるから行く・・というのが実態でありませう、まあ、選挙というのはあのシジフォスの神話みたいなものであります、毎回、投票すれば少しは何かよくなるのかではないかと期待の坂道を登って投票所に行くのですが、選挙が終わったとたんに元の木阿弥、期待はあっというまに坂道をゴロゴロと転がり落ちて、何も変わらない、それで次の選挙でまたしても期待の坂道を登って投票所に向かうのですが、同じことの繰り返し・・・」

「なるほど、そうしますと私たちは無意味な選挙と言うまことに不条理な世界を生きていくしかないのですね」

「お説の通りです、選挙の投票にいって、その無意味さを身を持って知り、無意味であることの意味を考えながら生きる、この不条理の時代を生きる、それが現代人の運命なのでありませう、これ以上のことはあのf条理の大家、アルベール・カミュさんに聞いてください」

「何か分かったような分からないようなGGIさんお得意の、いつもの曖昧模糊たるお答えですね・・・・ところで自民党圧勝のあと、アベノミクスはどうなるのとお思いですか」

「アベノミクスというはあの大東亜戦争におけるカミカゼ、特攻機と同じです、集団的自衛権を強引に容認して桃太郎装束がよくお似合いのシンゾー・パイロットが操縦する、原発再稼働という強力なエンジンを備えた、爆弾のかわりにお札増刷機という兵器を搭載した特攻機は、円安とバブル株高という何かギャンブルのごとき気配が漂っている追い風に乗って、いよいよエンジン全開ということになるでしょう、でもこの特攻機、燃料は往路のみの片道切符、沖縄上空を迂回してから右寄りに大きく旋回して、その後、いったいどこかへ向かうのでありませう、果たしてどこに着陸するのか、あるいはどこかに無事着陸できるのかは不明、パイロットは視界良好と言っておりますが・・・」

「なるほど・・・しかし特攻機アベノミクスは果たして滑走路を離陸したといえるのでせうか」

「グッドクエスチョンです、パイロットの桃太郎侍は、好循環の大空に向けて長い景気後退の滑走路を無事離陸したと主張しておりますが、なにしろ長い長い不景気の滑走路です、山あり谷ありの凸凹道の滑走路です、ですから、パイロットが何が何でも離陸するんだと急激に上昇するために操縦桿を強く引いたため、機体後尾の方は離陸するどころか滑走路にめり込んでいるという人もおります・・・」

「わかりました、それでGGIさん、くどいようですが、結局のところあなたは投票にいらっしゃるのですか、それとも行かないのですか」

「まあ、優柔不断大王の私としましては、とりあえず投票所に出向いて、とりあえず幸福を実現してくれるという党なんかに・・・」

「えっ、そんな党にいれるのですか」

「さようです、ただし自民党も、民主も、公明も、維新も、共産も、社民も、いすれの党も、みなさん国民の幸福を実現したいと言っているのです、だから困るのですが・・・」

 もう時計の針が午前零時を回っていますが、テレビからは耐えまなく「バンザイ、バンザイ」の声が流れてきてGGIはうんざりであります、万歳と言うのは、ウィキペディアでカンニングいたしますと、もともと中国で皇帝のみに対して使われた言葉であり、万歳は一万年で皇帝の寿命を示す言葉であり、日本では明治天皇に対して使われたのが始まりだそうであります、ですからいまだに何かあるとバンザイ、バンザイといっているようでは我が民は・・・・センセイ様方よ、バンザイ、バンザイとアホみたいに浮かれている場合じゃないだろう!・

などと書いておりましたらなんだか陰々滅滅としてきましたので今夜はこれでお終いです

 写真は投票にいったことの証拠写真です、クリックしてご覧になるにはおよびません