UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

桃太郎のその後、米国の桃太郎に負けてしまった日本の桃太郎は・・・

2014-12-13 00:38:51 | 日記

一昨日の日記に桃太郎のことを記しました、桃太郎物語には諸説あり、明治維新以前は桃太郎はそんな悪いヤツではなかったとの説もあるようでございます

 桃太郎の真実はともかく、戦前のわが桃太郎は日清戦争などですっかり味をしめて最終的には大東亜の鬼退治にでかけたのでした、でも、海の向こうには米国という強大な桃太郎がいたのです、

 そのため日本の桃太郎は米国の桃太郎に負けてしまいました、そして負けたとたんに、日本の桃太郎は、いままで「鬼畜米英」などと言っていたのに、コロリと変身しました、変身して米国の家来になりさがることにしたのです、なんといういいかげんな話でありませう

 そして、日本の桃太郎の総大将はマッカーサーという米国の桃太郎の総大将に会って頼みごとをしました、何ということでせうか、あの赤鬼がやってきたら自分の身の安全が心配だから、米国の桃太郎の家来たちはずっと日本にいてね、基地を提供するからと頼み込み、見事に成功したのです!おまけに、自分のほうは鬼が島征伐の桃太郎から、「万世に太平を開かんと欲す」などと宣言して、あっというまに平和を愛する桃太郎に変身してしまいました

 今夜の写真は鬼退治の桃太郎が、平和を愛する桃太郎に変身して、新憲法に署名する姿を撮ったものです(朝日、201410.22 《「昭和天皇実録」を読み解く》と題された記事に掲載されていた宮内庁提供の写真です)、

 ところで、この米国の桃太郎、オリバー・ストーンが彼の著書「オリバーストンが語るもうひとつのアメリカ史」(早川書房、全3巻)で詳細に述べておりますように、20世紀後半、世界中に鬼が島の鬼を求めて大活躍いたしました、昨今、やや疲れた様子にみえますが、米国の桃太郎は依然として鬼征伐を行っています、当面はイスラム島の鬼退治に取り組むようですが、はたしてうまくいくでせうか

 日本の桃太郎はいまでは米国の桃太郎の家来ぶりがすっかり板についています、でも、米国の家来になった限りには、いずれ米国の桃太郎に付き従ってどこかへ鬼征伐に行かなければならないハメになるかもしれません、それで日本のアベ坊やというお坊ちゃま桃太郎は集団的自衛権を裏ワザで容認してしまったのです、

 もう疲れが見え時代遅れになりつるある米国の桃太郎に付き従ってもキビダンゴなんかくれそうもないのに、日本の桃太郎は米国の桃太郎についていったいどこへ行くつもりなのでせうか、GGIはとても心配です

 グッドナイト・グッドラック!