UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

いま原発が林立している福井県若狭湾一帯はかつてわが湖国の一部でありましたというほんとのオハナシ

2013-02-15 01:08:21 | 日記

まずはお恥ずかしい話でありますが、昨日の日記、複雑系踏切交差点の説明はなんのことか分からんとの苦情がございましたので、今宵、きわめて簡潔に補足説明させていただきます

すなわちですねえ、世の中に三叉路というものがありますが、あの踏切が鎮座しております地点は五叉路というべき地点です、街路や路地など、大きな道やの細い道5本がこの地点で遭遇しており、そのど真ん中に電車のレールが堂々とまことにヘンな角度で横切っているということなのです、ご理解いただけましたでしょうか?それでもお分かりならない?それはGGIが悪いのではなくあなたのオツムとやらに問題があるのです(補足説明おわり)

ところで今日は、先日の日記で書きました、あのユキ子が検閲を施した放射性物質拡散シミュレーションに関する情報について、県庁に出向き、県の担当部局と情報公開関係者に対して若干の事情聴取を実施しました、

検閲に関する異議申し立てを行うであろうと厳かに宣告して事情聴取を終えましたが、このような厄介で実り少ないミッションに疲れてしまいましたで、しばらくそこらへんをぶらついておりましたら「県政史料室」なる部屋がありましたので密かに侵入いたしました

この部屋の奥、壁一面に大きな古地図のようなもの掲げられております、
はて、これは何であろう、古代の世界地図みたいな感じもするけれど、と首を傾げておりましたら、年配の職員がGGIのほうにそっとに近づいてきました

物静かな人物です、それでGGI、いそいでジェントルマンに変身して尋ねてみることにしました

「ちょっとお聞きしたいことがあるのですが、よろしいでしょうか」
「どうぞ、私にわかることであれば・・・」
「これ、この地図はいったい何の地図なのでしょう?何かの古地図のような気がするのですが・・・」
「ああ、この地図ですか、まあ古地図というほどのものではありませんが明治時代に作られた地図です」

ここで毎晩々々まことにお手数でありますが、写真をクリックしてご覧いただけば幸いです

「でも、いったいどこの地図なのでしょう?」
「ああ、一見したところ見慣れない地図のように思われるかもしれませんが、地図の真ん中にあるのは琵琶湖なのです、ただし横向けに描かれているのです、普通、琵琶湖といいますと縦長の図を連想するのですが、この地図では横長に示されているのです、ですからこの地図では上が東、下が西、左が北、右が南ということになります」
「ああ、わかりました、そうしますとこの地図の左側の下の方に伸びているのは福井県の若狭、いわゆる福井念の嶺南地方ということですね」
「ええ確かにそうではあるのですが、ただし今はそうだということです」
「今はそういうことになるというのはどういう意味なのですか?」
「右上にこの地図のタイトルが示されておりますのでご覧ください、おわかりですか、これは《滋賀県管内全図》なのです」
「えっ、滋賀県管内図ということは、この若狭湾一帯は湖国・滋賀県の一部であったということですか」
「さようです、明治初期の激動期、まだ廃藩置県の結果も十分には定まっていないころ、若狭地方は、五年間ほどの短い期間ですが、滋賀県に属していたのです」
「わかりました、そうしましたら、なぜ滋賀県の一部であったものがその後福井県のものになってしまったのでしょう?」
「それははっきりしないのですが、一説では加賀藩あたりが、これでは福井県は狭すぎて、わが勢力範囲が狭まってしまうと圧力をかけたからだということのようです」
「なるほど、でもいま若狭地方が湖国・滋賀県の一部だったら大変ですよね、県内にいっぱい原発があることになって・・・あのユキ子だってノーテンキに《卒原発》だなんて吹きまくっているだけでは済まないでしょうから」
「そうですね、ユキ子は・・・いやユキ子知事は・・・なんと申したらよいのでしょう、若狭地方が福井県に属することになったのは今となっては不幸中の幸いというか、このような言い方をしたら不謹慎なのかもしれませんが・・、でもこれだけで話は終わりでないのです」
「といいますと?」
「地図からもお分かりでしょうけれど、若狭地方の南側は滋賀県と京都府です、ですからこの地域の人々は、県庁所在地の福井市がある嶺北地方というか北陸地方よりも近畿へ親近感の持っているようなのです、これは地理的に考えれば自然なことと言えます、このため道州制などということになると自分たちの住む地域は北陸地方に組み込まれてしまうのではないかと心配する人々もいるという話です」

などと今日はとても為になるベンキョーをして帰ってきました

グッドナイト・グッドラック!
コメント
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