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透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

「夜明け前」

2021-06-04 | g 読書日記



 『夜明け前』島崎藤村(新潮文庫1954年 2013年92刷)を再び読み始めた。この長編小説を1994年と2014、5年にかけて読んだことが確認できている。で、今回読むのはたぶん3回目。名作は再読に耐える。

2020年の5月に本をだいぶ処分したが、その際、古い右の4巻を処分した。この長編小説はもう一度読むことになるかもしれないと思い、活字が大きくて読みやすい新しい左の4巻を残していた。ちなみに総ページ数は右の4巻が1332ページに対し、左は1745ページで3割多い。

**藤村の父親をモデルにした主人公、青山半蔵の生涯を時代の大きな流れの中に書き、その一方で江戸から明治へと大きく動いたこの国の歴史そのものを書いている。スケールの大きな小説だと思う。** 2020年の8月にこの長編小説をブログで取り上げた際、このように書いている。これから何日か、この小説を楽しもう。


 

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松本市城西の道祖神祭り

2021-06-01 | g 道祖神〇


撮影日2021.06.01



 今日、6月1日は松本市城西に祀られている道祖神のお祭りの日。提燈、旗、そして献酒。私が出かけたのは朝8時半頃。幔幕が張られていないが、まだ飾り付けの途中だったのかもしれない。このような飾り付けをしてお祭りをする道祖神を他に知らない。ここだけではないと思うが。

普段は施錠されている石の祠の扉が開けられて、納められている木彫の双体道祖神がその姿を見せている。松本市内には木彫の道祖神が何基もあるとのことだが、珍しい。これはその内の1基。

のぼり旗に「奉納道祖神 昭和三十八年六月吉日」と墨書されている。今から60年近く前に書かれたものだ。この道祖神は今なお地域の人たちに親しまれ、大切にされている。



撮影日2012.06.01 

コメント (2)
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