■ 今月の12、13両日、東京してきました。で、一寺七社を訪ねてきましたので、本稿から各寺社の狛犬を紹介していきます。
まずは、赤坂氷川神社。この7月に訪ねて5対の狛犬を見ましたが、あと2対あることが分かりましたので再訪してきました。
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通常、向かって右側が阿形で、口を開けているのですが、この狛犬は逆で右が吽形です。大きな木の枝が顔面に当たっています。もっと根元から枝を切り落としてやればいいものを、どうしたことでしょう。氏子の皆さんのいたずら心からでしょうかね。「どうだ、狛公、まいったか」とかなんとか。吽形ですから歯をくいしばってじっと耐えているようにも見えます。
昭和12年(1937年)9月建立 石匠 長田 弘
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しばらく進んで行くと次にこの狛犬が聖域をガードしています。
彫刻 須藤音吉 御大典紀念 大正4年11月吉辰
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獅子山と獅子 子獅子2匹
吽形の獅子
明治15年(1882年)6月建立
獅子山には子獅子も必ずいる。
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弘化3年(1846年)建立
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文政八乙酉歳三月吉日
前回見落としていた狛犬 境内社 稲荷神社 阿吽が逆。
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獅子というより豚。延宝3年(1675年)6月 建立
狛犬巡りの楽しみのひとつは顔の表情観察。 この狛犬はユーモラス。
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前回見落としていた狛犬はいったいどこに・・・。参道狛犬というからには参道にいるはず、と探して最後に見つけた。
西行稲荷の参道にいた狛犬は原形を留めていない。
事前の調べをしていなかったから、この姿でよく気がついたと思う。
建立年は不明。 辛うじて鬣(たてがみ)が確認できる。
今回は7対全て見ることができた。