568 撮影日 150830
■ 火の見櫓の観察を始めたのが2010年の5月4日。美麻の木造の火の見櫓が最初だった(→過去ログ)。その時、情報をどのように整理するのか考えなかったが、これは失敗。体系的に情報を整理する方法を決めておくべきだった・・・。
3角形の櫓、かなり歪んでしまっている6角形(6角錘)のとんがり屋根、6角形の見張り台。トラスの脚部。外付け梯子。消防信号板と街灯。近くに屋外消火栓と消火ホース格納箱。
屋根の下の半鐘は既に撤去され、櫓の途中に吊り下げてある。このように櫓の途中にだけ半鐘を吊り下げてある火の見櫓を時々目にする。見張り台まで登るのは大変だから、というような判断からだろうか。
見張り台から火災の状況を把握する、という火の見櫓本来の機能(この機能故、「火の見」という)を捨て、半鐘を叩いて地域住民に火災の発生や鎮火を知らせるという機能のみ残す、という選択がなされたのかもしれない。
全体的にかなりの発錆、もう使われていないのであろう。