メタボリズムの未来都市展 戦後日本・今蘇る復興の夢とビジョン
■ 「メタボリズム」は1960年代に日本の建築界を中心に展開された建築理念、建築思想だった。今、東京六本木の森美術館で「メタボリズム」を総括する大規模な展覧会が開かれている。

昨日(24日)1年ぶりに東京した。松本を朝7時前に出る(ここは松本発6時51分のと書いた方がいいのかな・・・)あずさで新宿へ。六本木には新宿から地下鉄大江戸線で行った。六本木ヒルズ森タワーの53階にある森美術館、迷路のようなアクセスだ。
4つのセクションで構成されている展覧会
1 メタボリズムの誕生:広島ピースセンター
2 メタボリズムの時代:丹下健三の東京計画1960、菊竹清訓の海上都市計画 黒川紀章の中銀カプセルタワービル、磯崎 新の空中都市
3 空間から環境へ:大阪万博
4 グローバル・メタボリズム:丹下健三のスコピエ計画の模型

スコピエ計画 最終段階の模型写真 『建築と都市 デザインおぼえがき』丹下健三/彰国社より
充実した展示で2時間半、手描きの図面や模型、展覧会のために新たに制作したというCG、インタビュー映像などを興味深く観た。
黒川紀章のプレゼン映像 30代の黒川さん、当然だけど若い!
槇 文彦の大型プロジェクトのコンセプト説明映像
菊竹清訓の英語によるプレゼン映像
この展覧会で存在感のある建築家は丹下健三と黒川紀章、菊竹清訓の3人。


東京計画―1960 有名な模型の鳥瞰写真(六本木ヒルズの建物の外壁)
左上の既存の都心から都市軸(丹下健三のプロジェクトに共通する基本概念)が東京湾に伸びている。