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透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

006 洗馬の火の見櫓観察記

2010-05-05 | g 火の見櫓観察記

 
006  路上観察 火の見櫓 塩尻市洗馬にて 100505

①屋根の形状と飾り:六角錐 頂部は避雷針か。まきひげはない。

②見張り台の形状と手すり、その他:六角形、等辺山形鋼の手すり、丸鋼の手すり子。

③主要構造部の平面形、材質、部材の接合方法:三角形、部材は等辺山形鋼、柱は1本ものでジョイントが無い。2段のブレースは丸鋼。柱に溶接したガセットプレートに溶接している。リング式ターンバックル。3本の等辺山形鋼と丸鋼でラチス状の柱脚を構成している。

④梯子:肉厚のフラットバーと丸鋼

⑤基礎の形状、その他:コンクリート製独立基礎

⑥周囲の状況、その他:ソーラー発電パネルとボックス、使途は不明


等辺山形鋼の水平部材と丸鋼ブレースをガセットプレートに溶接している(左)
柱脚と基礎の様子(右)


 

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003 004 005 風景に馴染む火の見櫓

2010-05-05 | g 火の見櫓観察記



 
003  塩尻市洗馬芦の田

 
004  塩尻市洗馬下花見

 
005  塩尻市洗馬岩垂

 世の中に鉄道大好きって人、多いですね。それぞれこだわりどころが違っていて、自分の世界を極めるべく、奮闘努力な日々でしょう。 

「撮り鉄」、鉄道写真大好きって人たちもまた多いと聞きますが、撮影条件にこだわりがあるらしいですね。トンネルから出てくるところ限定、カーブを走るところ限定、夕日が背景に入っていないとダメ、駅舎を同時に収めるとか、花咲く野を走るところ限定とか。

火の見櫓大好きって人もどうやら多そうです。ネット検索してみると、いろいろヒットしますから。今回は「撮り火の見」。火の見櫓のある風景ということで。

田舎の風景に素朴な火の見櫓ってよく似合うなあ、と思います。そこで暮らす人々の人柄というか地域柄のようなものまでもにじみ出ているように思えます。

「火の見櫓のある風景」を今年は撮ろうと思います。雪が似合う火の見櫓もあるでしょう。探せば桜の近くの火の見櫓も見つかるかもしれません。保育園の近くだと、園庭で遊ぶ園児たちの後方に火の見櫓を配した写真が撮れるかもしれません。

楽しみが増えました。 今回は塩尻市洗馬(せば)で撮った火の見櫓を載せます。  


 

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002 鄙里の火の見櫓観察記

2010-05-05 | g 火の見櫓観察記

 
002




路上観察 火の見櫓 長野県朝日村西洗馬にて 100505

①屋根の形状と飾り:三角錐 カールしたひげが3本。

②見張り台の形状と手すり、その他:隅切りした三角形、等辺山形鋼の斜材で補強。丸鋼縦桟のシンプルな手すり。打鐘法表示板設置。

③主要構造部の平面形、材質、部材の接合方法:三角形、部材は等辺山形鋼。柱相互の接続部はボルト止め。3段の斜材(ブレース)の1段目は丸鋼。柱にリベット止めしたガセットプレートを貫通させ、外側でボルト止めしている。リング式ターンバックル。

2、3段目は等辺山形鋼をガセットプレートにボルト止めしている。交叉部もボルト止め。1面はアングル材を等間隔に渡して梯子を兼ねている。

④基礎の形状、その他:三角形のコンクリート塊状基礎。柱材を基礎天端に直接埋め込んでいる。

⑤周囲の状況、その他:のどかな山里、後方の木々の緑が眩しい。火の見櫓にスピーカーや照明は付けていない。シンプル、すっきりデザイン。  


 

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