■ 年末年始に読む本達。読みたい本は他にもありますがこの4冊を選びました。
『割り箸はもったいない?』田中淳夫/ちくま新書
本日読了。熱帯雨林の減少は割り箸が原因なのか、中国の森林破壊は割り箸のせいなのか。割り箸OKな人にも、割り箸NO!な人にも一読をお薦めします。たかが割り箸、されど割り箸。機会を改めてこの本については書きたいと思います。
『自治体格差が国を滅ぼす』田村 秀/集英社新書
この手の本はほとんど読みませんが、無関心ではいられない問題です。
『再生巨流』楡 周平/新潮文庫
宝島社文庫に収められているこの作家のサスペンスはどれもスケールが大きくて面白いです。角川文庫の「マリア・プロジェクト」は医学の倫理、人間の尊厳に迫るサスペンス。しばらく前に読んだ「フェイク」は銀座の高級クラブが舞台、サスペンスとはちょっと傾向の異なる小説でした。
そしてついに新潮文庫に収められた『再生巨流』、この作家が書いた経済小説って一体どんな小説だろう・・・、楽しみ。年越し本になるかもしれません。
『したたかな生命』北野宏明 竹内薫/ダイヤモンド社
**大腸菌、癌細胞、ジャンボジェット機、ルイ・ヴィトン、吉野家、インターネット、メタボ・・・これらに共通する法則とは?** こんな帯を付けられたら買っちゃいます。ロバストネスというあらゆるシステムの基本原理って何?
この本を読むのは年明けでしょう。