http://www.ashesandsnow.org/jp/portfolio/
● 電車の中で↑の写真を見かけた。象と少年の交流。先週末 東京でのことだ。グレゴリー・コルベールという写真家の作品。探した資料によると、氏はカナダ生まれで、現在フランスで活動している。
この写真家の作品展が東京お台場で始まったとテレビで知った。私の注目は会場の「移動美術館(ノマディック・ミュージアム)」。坂茂さんの設計。坂さんはポンピドーセンターの別館の設計者として日本より海外でよく知られている建築家。
坂さんは紙管(トイレットペーパーの芯を太く長くしたものと思えばいい)を柱や梁に使う。阪神大震災の直後につくられた教会に紙管が使われて、その独創的な構造システムは広く知られるところとなった。
「移動美術館」がニューヨークにつくられたときの様子が一昨年「新建築」にとり上げられていた(2005/4号)。柱に直径が75cm、小屋組みに30cmの紙管が使われ、外壁はコンテナが市松状に積み上げられている。 コンテナ等は開催国で調達するとのこと、なかなか面白いシステムだと思う。
この写真展は美術館と共に世界各国を巡回するという試み。どうやら写真家が既存の美術館での展覧会を望まなかったらしい。
「新建築」の写真を見ると繰り返しの美学な展示空間だ。展示作品にも関心はあるが、ユニークな構造を是非見てみたい。
● 電車の中で↑の写真を見かけた。象と少年の交流。先週末 東京でのことだ。グレゴリー・コルベールという写真家の作品。探した資料によると、氏はカナダ生まれで、現在フランスで活動している。
この写真家の作品展が東京お台場で始まったとテレビで知った。私の注目は会場の「移動美術館(ノマディック・ミュージアム)」。坂茂さんの設計。坂さんはポンピドーセンターの別館の設計者として日本より海外でよく知られている建築家。
坂さんは紙管(トイレットペーパーの芯を太く長くしたものと思えばいい)を柱や梁に使う。阪神大震災の直後につくられた教会に紙管が使われて、その独創的な構造システムは広く知られるところとなった。
「移動美術館」がニューヨークにつくられたときの様子が一昨年「新建築」にとり上げられていた(2005/4号)。柱に直径が75cm、小屋組みに30cmの紙管が使われ、外壁はコンテナが市松状に積み上げられている。 コンテナ等は開催国で調達するとのこと、なかなか面白いシステムだと思う。
この写真展は美術館と共に世界各国を巡回するという試み。どうやら写真家が既存の美術館での展覧会を望まなかったらしい。
「新建築」の写真を見ると繰り返しの美学な展示空間だ。展示作品にも関心はあるが、ユニークな構造を是非見てみたい。